カスタムイベント送信は、ワークフローの好きなタイミングで、好きな名前のイベントを記録できるアクションです。資料請求・診断完了・来店予約のような「あとで分析したい出来事」を、Lumoの友だちアクティビティに残しつつ、HubSpot・Klaviyoへも同じイベントとして送信できます。この記事では、設定項目とイベント名の付け方、外部サービスでの活用方法を説明します。
カスタムイベント送信でできること
カスタムイベント送信アクションは、1つのイベントを最大3か所へ同時に記録します。
| 記録先 | 記録のされ方 |
|---|---|
| Lumoの友だちアクティビティ | 常に記録されます。友だち詳細のタイムラインに表示されます |
| HubSpot | コンタクトのイベント「Lumo Custom Event」として記録されます(HubSpot連携時・ON/OFF可) |
| Klaviyo | 設定したイベント名が、そのままKlaviyoのメトリクス名になります(Klaviyo連携時・ON/OFF可) |
たとえば「診断に回答し終えた友だちにCompleted Assessmentを記録する」「クーポンを受け取った友だちにReceived Couponを記録する」といった使い方ができます。記録したイベントは、HubSpot・Klaviyoのカスタムレポートやセグメント、ワークフロー・Flowのトリガーとして活用できます。
金額を持つ出来事なら、値と通貨も一緒に記録できます。Klaviyoでは値がイベントのvalueとして扱われるため、売上系のメトリクスにもつながります。
アクションの設定
ワークフローエディタでアクションに 「カスタムイベント送信」 を選ぶと、次の項目を設定できます。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| イベント名 | 記録するイベントの名前です。{{ }}で変数も使えます(必須) |
| 値(任意) | 金額などの数値です。{{ answers.budget }}のように変数も指定できます。数値に変換できない場合は、値なしで送信されます |
| 通貨(任意) | ISO 4217の3文字コード(例: JPY)で指定します |
| 送信先 | HubSpot・Klaviyoへの送信を個別にON/OFFできます。接続済みの連携のみ表示されます |
Lumoのアクティビティには、送信先の設定に関わらず常に記録されます。送信先の連携が未接続の友だち(HubSpotのコンタクトに紐づいていない、など)には、その送信先への記録はスキップされます。
イベント名の付け方
イベント名は、そのままレポートの絞り込み条件やKlaviyoのメトリクス名になる「対外的な名前」です。次のルールをおすすめします。
| ルール | 例 |
|---|---|
| 英語の動詞+過去形で始める | Requested Catalog(資料請求した)・Completed Assessment(診断を完了した) |
| 同じ出来事には常に同じ名前を使う | ワークフローが違っても、資料請求なら常にRequested Catalog |
| 運用開始後は名前を変えない | 名前を変えると、外部サービスでは別イベントとして集計されます |
英語の動詞+過去形は、LumoがHubSpot・Klaviyoに記録する標準イベント(Sent LINE Message・Clicked LINE Rich Menuなど)と同じ命名スタイルです。揃えておくと、メトリクス一覧やレポートで並んだときに読みやすくなります。
一度使い始めたイベント名は、レポートやセグメントの条件に組み込まれていきます。名前を途中で変えると過去分と別集計になるため、最初に名前を決めてから運用を始めてください。
HubSpotでの活用
HubSpotには、コンタクトのイベント「Lumo Custom Event」として記録され、タイムラインにカードとして表示されます。設定したイベント名は、イベントの属性(event_name)に入ります。
カスタムレポートやワークフローの登録トリガーでは、「Lumo Custom Event」イベントを選んだうえで、event_name属性で絞り込みます。たとえば「event_nameがRequested Catalogのコンタクト」を条件にすると、資料請求した友だちだけを対象にできます。
イベントには、どのワークフローのどのステップで記録されたか(ワークフロー名など)と、値・通貨も記録されます。
Klaviyoでの活用
Klaviyoには、設定したイベント名がそのままメトリクス名として記録されます。最初のイベントが届いたときに、Klaviyo側でメトリクスが自動的に作成されます。
メトリクスとして扱われるため、セグメントの条件(例: Completed Assessmentを1回以上した人)やFlowのトリガーにそのまま使えます。値を設定した場合はイベントのvalueとして記録され、売上・成果系の分析にも使えます。
以前の「Klaviyoイベント送信」との関係
以前提供していた「Klaviyoイベント送信」アクションは、このカスタムイベント送信アクションに統合されました。新しくアクションを追加する場合は、カスタムイベント送信を使ってください。
設定済みの既存のKlaviyoイベント送信アクションは、そのまま動作し続けます。カスタムイベント送信に置き換えると、Lumoのアクティビティへの記録とHubSpotへの送信、値・通貨の記録が使えるようになります。
よくある質問
イベントが記録されるタイミングと、外部サービスに記録されない場合の原因についてよくある質問をまとめます。
イベントはいつ記録されますか?
ワークフローがこのアクションを実行した時点で記録されます。HubSpot・Klaviyoへの反映は、通常は数秒から数分以内です。
同じ友だちが同じワークフローを2回通ったらどうなりますか?
実行のたびに1件ずつ記録されます。同じ実行内での重複送信は自動的に防止されます。
HubSpot・Klaviyoに記録されない友だちがいます。
送信先のサービスでその友だちがコンタクト・プロフィールに紐づいている必要があります。紐づいていない友だちはスキップされます(Lumoのアクティビティには記録されます)。
日本語のイベント名は使えますか?
使えますが、英語の動詞+過去形をおすすめします。外部サービスのメトリクス一覧で標準イベントと並んだときに、命名が揃っている方が管理しやすくなります。