この記事では、ワークフローで使用できるアクションの種類と、それぞれの設定方法を説明します。
アクションとは
アクションは、トリガーが発火した後に実行される処理です。複数のアクションを順番につなげて、一連の自動化フローを構築できます。
メッセージ系アクション
顧客にメッセージを送信するアクションです。
メッセージ送信
テキスト、画像、Flexメッセージなどを直接送信します。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| メッセージタイプ | テキスト、画像、Flexメッセージから選択します |
| メッセージ内容 | 送信する内容を入力します |
自動送信メッセージ
作成済みの自動送信メッセージのテンプレートを送信します。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| 自動送信メッセージ | 送信するテンプレートを選択します |
質問
ユーザーに質問を送信し、回答を収集・保存するアクションです。回答はタグやHubSpotのプロパティとして保存できます。
回答の種類
| 回答タイプ | 説明 |
|---|---|
| 選択式 | あらかじめ用意した選択肢から回答を選んでもらいます |
| 自由入力 | ユーザーが自由にテキストを入力して回答します |
レイアウト
質問の表示方法を選択できます。
| レイアウト | 説明 |
|---|---|
| クイックリプライ | メッセージ下部に横並びのボタンを表示します |
| ボタン | 縦並びのボタンリストを表示します |
入力バリデーション(自由入力の場合)
自由入力の回答には、入力内容の検証を設定できます。
| バリデーション | 説明 |
|---|---|
| なし | 検証なし。任意のテキストを受け付けます |
| メールアドレス | メールアドレス形式のみ受け付けます |
| 電話番号 | 電話番号形式のみ受け付けます |
| カタカナ | カタカナのみ受け付けます |
| カスタム正規表現 | 任意の正規表現パターンで検証します |
回答の保存先
| 保存先 | 説明 |
|---|---|
| タグ | 回答をタグとして保存します |
| HubSpotプロパティ | 回答をHubSpotのコンタクトプロパティに保存します |
| Klaviyoプロパティ | 回答をKlaviyoのプロフィールプロパティに保存します |
条件分岐
条件に基づいてフローを2つに分岐するアクションです。条件が「真」の場合と「偽」の場合で、それぞれ異なるアクションを実行できます。
条件の種類
| 条件タイプ | 説明 |
|---|---|
| タグあり / タグなし | ユーザーが特定のタグを持っているかどうかで分岐します |
| セグメント所属 / 非所属 | ユーザーが特定のセグメントに含まれるかどうかで分岐します |
| プロパティ一致 / 不一致 | ユーザーのプロパティが特定の値と一致するかどうかで分岐します |
| ランダム | 指定した確率でTrue / Falseにランダムに振り分けます |
プロパティ条件の演算子
| 演算子 | 説明 |
|---|---|
| と一致する | 値が完全に一致する場合 |
| と一致しない | 値が一致しない場合 |
| を含む | 値に指定した文字列が含まれる場合 |
| を含まない | 値に指定した文字列が含まれない場合 |
| で始まる | 値が指定した文字列で始まる場合 |
| で終わる | 値が指定した文字列で終わる場合 |
| 空である | 値が設定されていない場合 |
| 空でない | 値が設定されている場合 |
| 既知である | 値が存在する場合 |
| 不明である | 値が不明な場合 |
ランダム条件の設定
ランダム条件は、ワークフローに到達した友だちを指定した割合でTrue / Falseの2つの分岐に振り分けます。くじ引きやA/Bテストなど、確率に基づいた分岐をしたい場合に使用します。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| Trueに進む割合 | 0%〜100%のスライダーで、Trueに進む確率を指定します。残りがFalseに進みます |
ランダム条件で複数の選択肢に分岐する方法
ランダム条件は1つのノードでTrue / Falseの2択に分岐しますが、条件分岐を連続してつなげることで3択以上の振り分けも実現できます。
たとえば6択で均等に振り分ける場合、各ノードのTrueの割合を以下のように設定します。
| 分岐ノード | Trueの割合 | 実質的な当選確率 |
|---|---|---|
| 1つ目 | 17% | 約17%(6分の1) |
| 2つ目(1つ目のFalse側) | 20% | 残り83%の20% ≒ 約17% |
| 3つ目(2つ目のFalse側) | 25% | 残り67%の25% ≒ 約17% |
| 4つ目(3つ目のFalse側) | 33% | 残り50%の33% ≒ 約17% |
| 5つ目(4つ目のFalse側) | 50% | 残り33%の50% ≒ 約17% |
| 6つ目(5つ目のFalse側) | — | 残り全員(約17%) |
この方法を使うと、くじ引き、抽選キャンペーン、複数パターンのメッセージ出し分けなどが実現できます。
遅延
指定した時間だけ処理を遅延するアクションです。メッセージの送信間隔を空けたいときに使用します。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| 遅延タイプ | 経過時間で指定(○分後、○時間後など)または時刻で指定から選択します |
| 遅延時間 | 日、時間、分で指定します(最大7日間) |
遅延中の友だちを個別に登録解除する
遅延ノードで待機している特定の友だちだけを、ワークフローから途中で外すことができます。テスト用の友だちが何度もワークフローに登録されてしまった場合や、特定のユーザーにだけ後続の配信を止めたい場合に使います。
操作手順
登録解除は次の3ステップで行います。
- ワークフローエディタで対象の遅延ノードをクリックします
- 右側のサイドバーに表示される 「遅延中の友だち」 一覧から、外したい友だちの行にあるゴミ箱アイコンをクリックします
- 確認ダイアログで 「登録解除する」 をクリックします
登録解除後の挙動
登録解除された友だちは、そのワークフローの実行から外れます。
- 該当ワークフローの待機状態から外れます
- 設定された時刻が来ても以降のステップ(メッセージ送信など)は実行されません
- 同じワークフローのトリガーが再度発火すれば、改めてワークフローに登録されます(過去に外したことは引き継がれません)
注意点
登録解除を行う際は次の点にご注意ください。
- 一覧には最大10人までしか表示されません。10人を超えて遅延中の友だちがいる場合、一覧に表示されていない友だちはこの画面からは登録解除できません
- 一度登録解除すると元に戻すことはできません
- LINEでブロックすると一時的に配信を止められますが、内部的にはワークフローは進行し続けます。ワークフロー自体から完全に外したい場合はこの「登録解除」を使ってください
カスタマーエージェント
AIエージェントを起動し、ユーザーとの自動応答を開始するアクションです。AIがユーザーの質問に回答し、必要に応じてオペレーターに引き継ぐことができます。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| システムプロンプト | AIの応答方針を設定します。デフォルトのカスタマーサービス用テンプレートも利用できます |
| ナレッジベース | AIが参照するナレッジベースを選択します |
| AI名 | AIの表示名を設定します |
| アバター画像 | AIのアバター画像を設定します |
| 挨拶メッセージ | AI応答開始時に送信するメッセージを設定します |
| 終了ボタンラベル | ユーザーが対話を終了するためのボタンのラベルを設定します |
| 有人対応ボタンラベル | オペレーターに引き継ぐためのボタンのラベルを設定します |
カスタマーエージェントノードには「True」と「False」の2つの分岐があります。ユーザーが終了ボタンをタップした場合はTrue分岐に、有人対応ボタンをタップした場合はFalse分岐に進みます。
外部連携アクション
外部システムと連携するアクションです。
Webhook送信
この機能は開発者向けの高度な機能です。外部サービスとの連携に使用します。
外部のURLにHTTPリクエストを送信します。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| URL | 送信先のURLを入力します |
| HTTPメソッド | POST、GET、PUT、PATCH、DELETEから選択します |
| リクエストボディ | 送信するデータを入力します。JSON形式の場合、Content-Typeは自動で「application/json」になります |
リッチメニュー更新
LINEのリッチメニューを変更または解除します。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| リッチメニュー | 変更先のリッチメニューを選択します。「なし」を選択するとリッチメニューを解除します |
HubSpotプロパティ設定
HubSpotのコンタクトプロパティを更新します。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| プロパティ | 更新するHubSpotプロパティを選択します |
| 値 | 設定する値を入力します |
HubSpotワークフロー登録
HubSpotのワークフローにコンタクトを登録します。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| ワークフロー | 登録先のHubSpotワークフローを選択します |
Klaviyoプロパティ設定
Klaviyoのプロフィールプロパティを更新します(Klaviyo連携時)。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| プロパティ | 更新するKlaviyoプロパティを選択します |
| 値 | 設定する値を入力します |
Klaviyoリスト追加
Klaviyoのリストにプロフィールを追加します(Klaviyo連携時)。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| リスト | 追加先のKlaviyoリストを選択します |
Klaviyoイベント送信
Klaviyoにカスタムイベントを送信します(Klaviyo連携時)。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| イベント名 | 送信するイベントの名前を入力します |
コード実行
この機能は開発者向けの高度な機能です。
JavaScriptコードを実行するアクションです。高度なデータ処理やカスタムロジックが必要な場合に使用します。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| コード | 実行するJavaScriptコードを入力します |
コードの実行結果は、後続のアクションで参照できます。