ワークフローは、LINE公式アカウント上の顧客対応や情報収集を自動化するLumoの機能です。トリガーとアクションを組み合わせるだけで、コードを書かずにシナリオを作成できます。
ワークフローとは
ワークフローは、LINE公式アカウント上での会話の流れを設計し、顧客対応や情報収集を自動化する機能です。きっかけとなる出来事(トリガー)と、その後に実行する処理(アクション)を組み合わせてシナリオを作ります。
専門知識やコードは不要です。管理画面のエディタでノードをドラッグ&ドロップしてつなぐだけで設定でき、日々の運用や改善も自社で進められます。一度設定すれば、友だちの行動に応じて24時間自動で動き続けます。
エージェントに任せて作る
ワークフローの設計は、まずマーケティングエージェントに目標を伝えるところから始めるのがおすすめです。「友だち追加した人にクーポンを配りたい」「よくある質問に自動で答えたい」といった目的を伝えると、エージェントが構成を提案し、設定の準備まで進めます。
ユーザーが行うのは、目標を決めることと、提案された内容を確認して**「実行する」か「やめておく」**かを選ぶことです。細部を自分で調整したい場合は、後からエディタで直接編集できます。
自分でゼロから作りたい場合は、サイドメニューの**「自動化」** > **「ワークフロー」を開き、「ワークフローを作成」**から手動で組み立てることもできます。
ワークフローでできること
トリガーとアクションの組み合わせ次第で、さまざまな自動化を実現できます。代表的な例は次のとおりです。
- 友だち追加をきっかけに、ウェルカムメッセージや自動送信メッセージを届ける
- 特定のキーワードを含むメッセージを受信したときに、用意した返答を送る
- QRコードの読み取りをきっかけに、クーポンやキャンペーン情報を配信する
- 質問を投げかけて回答を集め、内容に応じて友だちにタグを付ける
- 条件分岐を使って、タグやセグメントごとに異なるメッセージを送り分ける
- カスタマーエージェントに引き継いで、お客様の質問に自動で応答する
- HubSpotやKlaviyoとの連携を使って、外部サービスのデータを更新する
ワークフローの構成要素
ワークフローは、起点から終了までをノードでつないで構成します。主なノードは次のとおりです。
| 要素 | 説明 |
|---|---|
| トリガー | ワークフローが発動するきっかけとなる出来事です(例: 友だち追加、メッセージ受信) |
| アクション | トリガーの後に実行する処理です(例: メッセージ送信、質問、遅延) |
| 条件分岐 | 友だちのタグやセグメントなどに応じて、フローを枝分かれさせるアクションです |
| 対象LINEアカウント | ワークフローを動かすLINE公式アカウントです。選択しないとフローは実行されません |
ワークフローを動かすには、対象のLINE公式アカウントを接続しておく必要があります。
トリガーの種類
トリガーは、ワークフローが発動する条件です。友だちの行動やショップでの出来事をきっかけにできます。
| トリガー | 発動するタイミング |
|---|---|
| 友だち追加 | 友だちが登録したとき |
| メッセージ受信 | 友だちからメッセージを受信したとき |
| ポストバック受信 | ボタンのタップなどでポストバックを受信したとき |
| QRコード読み取り | QRコードが読み取られたとき |
| 動画視聴完了 | 動画の視聴が完了したとき |
| ブロック | 友だちがアカウントをブロックしたとき |
Shopifyなどのショップと連携している場合は、カゴ落ち・再入荷・購入完了・発送完了・閲覧リマインドといった、購買行動をきっかけにしたトリガーも利用できます。
アクションの種類
アクションは、トリガーの後に実行する処理です。基本のアクションと、外部サービス連携用のアクションがあります。
| アクション | 説明 |
|---|---|
| メッセージ送信 | テキストや画像などのメッセージを送る |
| 自動送信メッセージ | 作成済みの自動送信メッセージを送る |
| 質問 | 友だちに質問して回答を保存する |
| 条件分岐 | 条件に応じてフローを分ける |
| 遅延 | 指定した時間だけ処理を待つ |
| リッチメニュー更新 | リッチメニューを変更または解除する |
| タグ | 友だちにタグを追加・削除する |
| カスタマーエージェント | AIによる対話に引き継ぐ |
HubSpotやKlaviyoと連携している場合は、プロパティの更新やリストへの追加など、連携先のデータを操作するアクションも追加できます。
友だちのタグと条件分岐
ワークフローで扱う「タグ」は、友だちに付けるタグです。配信先を絞り込むセグメントとは別の概念です。
- 友だちのタグ: 友だちを分類するためのラベルです。タグアクションで追加・削除でき、質問アクションの回答を保存する先にもできます。チャット画面からも同じタグを付け外しできます
- セグメント: 友だちの絞り込み条件です。タグなどをもとに作成し、配信先の指定に使います
条件分岐では、友だちのタグやセグメントを条件にしてフローを枝分かれさせられます。例えば「特定のタグを持っている友だち」と「持っていない友だち」で、送るメッセージを変えられます。
ワークフローの状態
ワークフローには4つの状態があり、トリガーへの反応の有無が変わります。
| 状態 | 説明 |
|---|---|
| 下書き | 作成中の状態です。トリガーに反応しません |
| 利用中 | 稼働中の状態です。設定したトリガーに応じてアクションを実行します |
| 利用停止 | 一時停止中の状態です。再び利用開始すると稼働を再開します |
| アーカイブ済み | 使用を終えた状態です。履歴として残ります |
下書きから稼働させるには、内容を保存したうえでエディタの**「利用開始」**を選びます。利用開始すると、設定した条件に合う友だちへ自動でメッセージが届き始めます。
実行状況を確認する
ワークフローが意図どおりに動いているかは、エディタの**「実行履歴」**から確認できます。実行ごとに、各アクションの結果や、どこまで進んだかを追えます。
総実行数や成功数・失敗数などの統計も表示されるため、うまくいかないアクションを見つけて改善に役立てられます。
よくある活用パターン
目的に合わせて、トリガーとアクションを組み合わせた代表的なパターンを紹介します。
- ウェルカムメッセージ: 友だち追加をトリガーに、自己紹介やサービス案内を自動で送ります
- キーワード応答: 「料金」「予約」などのキーワードに自動で返答し、よくある質問に対応します
- 顧客分類: 質問アクションでアンケートを実施し、回答を友だちのタグに保存して分類します
- リード獲得: QRコードの読み取りをトリガーに、キャンペーン情報の配信と情報収集を同時に行います
- AI自動応答: カスタマーエージェントに引き継ぎ、よくある質問に24時間自動で対応します