トリガーは、ワークフローが動き出すきっかけです。「友だち追加された」「特定のキーワードが届いた」といった出来事を起点に、設定した自動応答を実行します。この記事では、Lumoで使えるトリガーの種類と、それぞれの設定項目を説明します。
ワークフロー全体は、目標を伝えればマーケティングエージェントが構成を提案します。「友だち追加されたらあいさつを送りたい」のように相談すれば、適切なトリガーを含むワークフローの案が用意されます。トリガーを自分で選んで細かく調整したい場合は、各トリガーの設定項目を参考にしてください。
トリガーの種類
Lumoのワークフローでは、11種類のトリガーを起点にできます。発火条件と主な用途は次のとおりです。
| トリガー | 発火するタイミング | 主な用途 |
|---|---|---|
| 友だち追加 | 友だちに追加されたとき | あいさつメッセージ、初回アンケート |
| メッセージ受信 | 友だちからメッセージが届いたとき | キーワード応答、よくある質問への自動回答 |
| ポストバック受信 | リッチメニューやボタンがタップされたとき | メニュー操作への応答、選択結果の処理 |
| QRコード読み取り | 指定したQRコードが読み取られたとき | 来店・イベント時の情報配信 |
| 動画視聴完了 | トラッキング対象の動画を最後まで視聴したとき | 視聴後のフォローアップ |
| ブロック | アカウントがブロックされたとき | ブロック時の後処理、外部サービスへの記録 |
| カゴ落ち | チェックアウト後に購入が完了しなかったとき | カゴ落ちフォローアップ |
| 再入荷 | 在庫切れだった商品の在庫が回復したとき | 再入荷通知 |
| 購入完了 | 購入が確定したとき | 購入後のお礼、クーポン配布 |
| 発送完了 | 発送ステータスが更新されたとき | 発送通知、追跡情報の案内 |
| 閲覧リマインド | 商品を閲覧後、一定時間が経過したとき | 閲覧した商品のリマインド |
カゴ落ち、再入荷、購入完了、発送完了、閲覧リマインドの5つは、Shopify連携を設定している場合に利用できる、ECサイト向けのトリガーです。
友だち追加トリガー
友だち追加トリガーは、友だちに追加された時点で発火します。あいさつや初回案内を自動で届けたいときの起点になります。
設定項目
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| QRコード経由を除外 | ONにすると、QRコード経由で追加された友だちにはこのワークフローを発火しません |
「QRコード経由を除外」の使いどころ
QRコードを読み取って友だち追加されると、「友だち追加」と「QRコード読み取り」の2つのトリガーが同時に発火します。両方のワークフローにメッセージ送信が設定されていると、同じ友だちに同じようなメッセージが重複して届いてしまいます。
「QRコード経由を除外」をONにすると、QRコード経由で追加された友だちにはこのワークフローが発火しなくなります。QRコード読み取りトリガーのワークフローだけが動くため、あいさつの重複を防げます。検索やボタンなど、QRコード以外の経路での友だち追加には影響しません。
活用例
- あいさつメッセージを送る
- 自己紹介やサービス案内を配信する
- 初回アンケートを実施して友だちを分類する
- QRコード経由の友だち追加はQRコード読み取りトリガーに任せ、あいさつの重複を防ぐ
メッセージ受信トリガー
メッセージ受信トリガーは、友だちからメッセージが届いたときに発火します。キーワードを設定すると、特定の内容のメッセージだけに反応させられます。
設定項目
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| キーワード | 反応するキーワードを入力します。複数登録できます |
| マッチタイプ | キーワードとメッセージの一致のしかたを選びます |
マッチタイプの種類
マッチタイプは、キーワードとメッセージがどう一致したときに発火するかを決める設定です。キーワードが「料金」の場合の例とあわせて説明します。
| マッチタイプ | 発火する条件 | 例(キーワード:「料金」) |
|---|---|---|
| と一致する | メッセージ全体がキーワードと完全に一致する | 「料金」→ 発火 / 「料金を教えて」→ 発火しない |
| を含む | メッセージのどこかにキーワードが含まれる | 「料金」「料金を教えて」→ どちらも発火 |
| で始まる | メッセージがキーワードで始まる | 「料金を教えて」→ 発火 / 「月額料金」→ 発火しない |
| で終わる | メッセージがキーワードで終わる | 「月額料金」→ 発火 / 「料金を教えて」→ 発火しない |
活用例
- 「料金」「予約」などのキーワードによくある質問への回答を自動で返す
- 特定のキーワードでカスタマーエージェントを起動する
ポストバック受信トリガー
ポストバック受信トリガーは、リッチメニューやメッセージ内のボタンがタップされたときに発火します。タップされたボタンに応じて、次のアクションへつなげられます。
設定項目
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| ポストバックデータ | 反応する値を指定します。未入力の場合はすべてのタップが対象になります |
| マッチタイプ | 指定した値とのマッチのしかたを選びます(と一致する/を含む/で始まる/で終わる) |
活用例
- リッチメニューのボタン操作に応じたメッセージを送る
- 選択式アンケートの回答を処理する
QRコード読み取りトリガー
QRコード読み取りトリガーは、Lumoで作成した特定のQRコードが読み取られたときに発火します。掲示場所ごとに異なる案内を出し分けられます。
設定項目
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| QRコード | 反応するQRコードを選びます。対象のLINE公式アカウントを先に選んでおく必要があります |
活用例
- 店舗やイベント会場にQRコードを掲示し、読み取った人に自動で情報を配信する
- QRコードごとに異なるキャンペーン情報を送る
動画視聴完了トリガー
動画視聴完了トリガーは、トラッキングを設定した動画を友だちが最後まで視聴したときに発火します。視聴したことを起点に、次のアクションへつなげられます。
設定項目
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| トラッキングID | 対象の動画に設定したトラッキングIDを指定します |
活用例
- 商品紹介動画を見終わった友だちにクーポンを配る
- 教育コンテンツの視聴後に次のステップを案内する
ブロックトリガー
ブロックトリガーは、アカウントがブロックされたときに発火します。ブロック時の記録や後処理を自動化できます。
設定項目
ブロックされると自動で発火するため、特別な設定は不要です。
活用例
- ブロックされた友だちの情報を外部サービスに記録する
- 連携している外部サービスのデータを更新する
カゴ落ちトリガー
カゴ落ちトリガーは、Shopify連携を設定している場合に使えるトリガーです。チェックアウトを始めたものの購入を完了しなかった友だちに対して発火します。
設定項目
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| カゴ落ち判定時間 | チェックアウトから何時間経過したらカゴ落ちと判定するかを設定します |
活用例
- カゴ落ちした友だちにリマインドメッセージを送る
- クーポンを配って購入を後押しする
再入荷トリガー
再入荷トリガーは、Shopify連携を設定している場合に使えるトリガーです。在庫切れだった商品の在庫が回復したときに発火します。
設定項目
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| 対象商品 | すべての商品を対象にするか、特定の商品を指定するかを選びます |
活用例
- 再入荷を待っている友だちに通知を送る
- 再入荷した商品の情報を配信する
購入完了トリガー
購入完了トリガーは、Shopify連携を設定している場合に使えるトリガーです。購入が確定した友だちを起点に発火します。
設定項目
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| 購入タイプ | すべての購入/初回購入のみ/特定の商品を含む から選びます |
| 対象商品 | 購入タイプで「特定の商品を含む」を選んだ場合に、対象の商品を指定します |
活用例
- 購入後のお礼メッセージやクーポンを送る
- 友だちのタグや連携先のデータを更新する
発送完了トリガー
発送完了トリガーは、Shopify連携を設定している場合に使えるトリガーです。注文の発送ステータスが更新されたときに発火します。
設定項目
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| 発送ステータス | すべて/全品発送完了/一部発送完了 から選びます |
活用例
- 発送通知を送る
- 配達予定日や追跡情報を案内する
閲覧リマインドトリガー
閲覧リマインドトリガーは、Shopify連携を設定している場合に使えるトリガーです。商品ページを閲覧した友だちが、一定時間購入しなかったときに発火します。
設定項目
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| リマインド送信タイミング | 閲覧から何時間後にリマインドを送るかを設定します |
| 対象商品 | すべての商品を対象にするか、特定の商品を指定するかを選びます |
活用例
- 閲覧した商品のリマインドを送る
- 閲覧商品に関連するクーポンを配信する
トリガーの優先度
メッセージ受信トリガーには優先度を設定できます。複数のトリガーが同じメッセージに反応しうる場合に、どれを実行するかを優先度でコントロールします。
数値が小さいほど優先度が高くなります。優先度の高いトリガーがマッチすると、それより低い優先度のトリガーは実行されません。同じ優先度のトリガーは並列で実行されます。
メッセージ受信トリガーの期間・時間帯の指定
メッセージ受信トリガーには、発火する期間や時間帯、曜日の条件を追加できます。「平日の営業時間内だけ自動応答する」といった出し分けに使えます。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| 期間 | トリガーを有効にする開始日と終了日を指定します |
| 時間帯 | トリガーを有効にする時間帯を24時間表記で指定します |
| 配信する曜日 | トリガーを有効にする曜日を指定します |