HubSpotのコンタクトとLumoのLINE友だちをID連携すると、コンタクト情報とLINEの行動データが1人の人物として結びつき、セグメント配信やワークフローの精度が上がります。この記事では、ID連携の準備、3つの連携方法、確認方法をまとめて説明します。
ID連携でできること
ID連携は、HubSpotコンタクトとLumoのLINE友だちを「同じ人」として紐付ける仕組みです。紐付けの目印には、コンタクトの「LINE User ID」プロパティを使います。
連携が完了すると、次のことができるようになります。
- HubSpotのコンタクト情報(氏名、メールアドレスなど)をLINE友だちと統合して管理する
- HubSpotのプロパティやリストを条件にしたセグメントを作り、対象を絞ってメッセージ配信する
- HubSpotのワークフローから、特定のLINE友だちへメッセージを送る
ここでいうセグメントは「配信先を絞り込む条件」のことで、友だち1人ひとりに付ける「タグ」とは別の概念です。ID連携が済んだ友だちは、HubSpotの属性をそのままセグメントの条件に使えます。
連携の前提条件
ID連携を始める前に、次の3つが完了している必要があります。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| HubSpot連携が完了している | LumoとHubSpotの連携設定が済んでいること。手順はHubSpot連携方法を参照してください |
| LINEログインが設定されている | LINE公式アカウントの設定で、LINEログインのチャネルIDとチャネルシークレット、LIFF URLが登録されていること |
| LINE友だちがインポート済みである | LINE公式アカウントの友だちがLumoにインポートされていること |
LINEログインの設定場所は、ナビゲーションメニューからLINE公式アカウントを選び、「設定」 の 「LINEログイン」 です。設定手順はLINE公式アカウントの設定を参照してください。
連携方法は3つから選ぶ
ID連携には3つの方法があります。「新しく友だちになってもらうとき」「既存の友だちと紐付けるとき」「すでにHubSpot側にLINE User IDがあるとき」で、適した方法が変わります。
| 方法 | 概要 | 適したケース |
|---|---|---|
| QRコード連携 | LumoのQRコードに連携設定を付け、友だち追加と同時にID連携する | 新しく友だちを増やしながらID連携したい |
| メール連携 | 既存コンタクトにHubSpotのメールを送り、ボタンからLINEログインしてID連携する | 既存のHubSpotコンタクトとLINE友だちを紐付けたい |
| 既存LINE User IDの取り込み | HubSpotリスト内のコンタクトが持つLINE User IDを読み取り、Lumoの友だちと自動で紐付ける | すでにHubSpot側にLINE User IDの値がある |
どの方法でも、友だちが操作を完了するか、HubSpot側にLINE User IDの値があれば、Lumoが自動で紐付けを作成します。以降のセクションで、それぞれの手順を説明します。
QRコードでID連携する
LumoのQRコードに連携設定を付けると、友だち追加時にLINEログインを経て、その友だちのLINE User IDがHubSpotコンタクトに自動でセットされます。新規の友だち獲得とID連携をまとめて行えます。
QRコードを作成して連携を設定する
- ナビゲーションメニューからLINE公式アカウントを選び、「QRコード」 を開いて 「QRコードの作成」 をクリックします
- 「連携タイプ」 で 「HubSpot連携」 を選択します
- 必要な項目を入力して 「QRコードを保存」 をクリックします
- 生成されたQRコードや連携用URLを、店頭・チラシ・ウェブページ・メールなどに掲載します
連携用URLは保存後に表示されます。先に設定を保存してから、もう一度QRコードの編集画面を開いてURLを確認してください。
友だち側の流れ
- 友だちがQRコードを読み取る、または連携用URLを開きます
- LINEログインの認証画面が表示され、友だちが許可します
- 友だちのLINE User IDがHubSpotコンタクトにセットされ、ID連携が完了します
QRコードの作成手順全般はQRコードの作成方法を、機能の概要はQRコードとはを参照してください。
メールでID連携する
既存のHubSpotコンタクトにHubSpotのマーケティングメールを送り、メール内のボタンからLINEログインしてもらうと、そのコンタクトとLINE友だちが紐付きます。すでにメールアドレスを把握している顧客をLINE友だちに結びつけたいときに向いています。
連携用URLを用意する
- QRコードでID連携の設定を行い、生成された連携用URLを用意します
- URLにHubSpotのパーソナライゼーショントークンを付け、メール送信時にコンタクトごとの値へ自動で差し替わるようにします
マーケティングメールに差し込む
- HubSpotで マーケティングメール を作成します
- 連携用URLを ボタンまたは画像のリンク として挿入します(本文にテキストとしてそのまま貼ると、正しく動作しない場合があります)
- HubSpotのワークフローやメール配信機能で、対象コンタクトに送信します
コンタクトがメール内のボタンを押してLINEログインを完了すると、ID連携が成立します。
メール連携の注意点
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| マーケティングメールを使う | パーソナライゼーショントークンを差し替えるには、HubSpotのマーケティングメールから送る必要があります。外部のメールツールから送ると、トークンが値に置き換わらず連携できません |
| テスト送信では確認できない | テスト送信ではトークンの差し替えが行われません。動作確認は実際の配信で行ってください |
| リンクはボタンか画像に設定する | 連携用URLは本文へのベタ貼りではなく、ボタンや画像のリンクとして挿入してください |
既存のLINE User IDを取り込む
HubSpot側のコンタクトにすでにLINE User IDの値がある場合は、HubSpotのリストを指定するだけで、Lumoがそのリスト内のLINE User IDを読み取り、友だちと自動で紐付けます。1件ずつ操作してもらう必要がありません。
取り込みを設定する
- HubSpotの連携設定画面で 「既存LINE User ID取り込み」 を開きます
- 「同期元リスト」 で、取り込み対象のHubSpotリストを選びます
- 「LINE User IDプロパティ」 で、LINE User IDが入っているプロパティを選びます
- 設定を保存します
リストを指定すると、定期的にHubSpotから既存のLINE User IDが取り込まれ、Lumoの友だちと紐付けられます。指定を削除すると取り込みは止まります。
CONNECTから移行した場合は、これまで使っていたコンタクトのプロパティをそのまま指定できます。新しく始める場合は、初期設定のまま進めて問題ありません。
連携できたか確認する
ID連携が成立したかどうかは、HubSpotとLumoの両方から確認できます。
| 確認場所 | 確認方法 |
|---|---|
| HubSpot | 対象コンタクトを開き、LINEプロパティの 「LINE User ID」 に値が入っていることを確認します |
| Lumo | 友だち一覧で対象の友だちを開き、HubSpotのコンタクト情報が表示されていることを確認します |
Lumoの友だち一覧では、HubSpotと連携済みの友だちだけをセグメントで絞り込むこともできます。配信前に対象がそろっているか確認する際に便利です。
うまくいかないときは
ID連携が成立しないときは、原因に応じて次の点を確認してください。
| 症状 | 確認すること |
|---|---|
| LINEログインの認証画面が出ない | LINE公式アカウントの設定で、LINEログインのチャネルIDとチャネルシークレット、LIFF URLが正しく登録されているか確認します |
| HubSpotコンタクトにLINE User IDが入らない | HubSpot連携が有効か、連携設定画面で接続状態を確認します |
| QRコードからの連携でエラーが出る | QRコードの 「連携タイプ」 が 「HubSpot連携」 になっているか、連携用URLが正しいかを確認します |
| メールのリンクが動かない | マーケティングメールから送っているか、URLがボタンや画像のリンクとして挿入されているかを確認します。テスト送信ではなく実際の配信で確認します |
それでも解決しない場合は、いったん連携を解除し、もう一度連携を設定し直すと改善することがあります。連携を解除すると、HubSpotから同期したデータと既存のID連携情報は削除されます。再連携後に友だちが改めてID連携を行うと、紐付けは作り直されます。
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ID連携の準備や活用に役立つ記事をまとめています。
- LINE公式アカウントの設定 — LINEログインチャネルの設定方法
- QRコードとは — QRコード機能の概要
- QRコードの作成方法 — QRコード作成の手順(ID連携設定を含む)
- QRコードのよくある質問 — QRコードに関するよくある質問
- HubSpot連携方法 — LumoとHubSpotの連携手順
- HubSpot連携でできること — HubSpot連携の機能概要