コンテンツフィードのデータソースにHubSpotを選ぶと、HubSpotの商品ライブラリに登録したアイテムを、LINEのカードタイプメッセージで自動的にレコメンド配信できます。商品に限らず、求人・物件・プランなど「おすすめしたいもの」を商品として登録すれば、そのままLINE配信に使えます。この記事では、HubSpotを原資にしたコンテンツフィードの準備から作成、配信までを説明します。
HubSpotの商品でできること
HubSpotの商品ライブラリに登録したアイテムを、条件に合わせて自動でカードに並べ、LINEで配信できます。
- HubSpotに登録した商品を、フィードの条件に合わせて配信のたびに自動で選びます
- 商品以外のアイテム(求人・物件・プランなど)も、商品として登録すれば同じように配信できます
- 価格の表示やラベルを配信内容に合わせて調整でき、給与や家賃などの表現にも使えます
配信づくり自体は、マーケティングエージェントに「HubSpotの新着商品をLINEで配信したい」と相談して任せることもできます。コンテンツフィードの基本的な仕組み(再利用・フォルダーでの整理・フォールバックなど)は、コンテンツフィードの作成方法で説明しています。
利用するための準備
HubSpotの商品を使うには、HubSpot連携と商品の読み取り権限、そしてHubSpot側の商品登録が必要です。
| 準備 | 内容 |
|---|---|
| LINE公式アカウントの接続 | 対象のLINE公式アカウントがLumoに接続されていること |
| HubSpot連携 | 対象のアカウントでHubSpot連携が有効になっていること |
| 商品情報の読み取り権限 | HubSpotの商品を読み取る権限を追加すること(オプション権限のため、連携済みでも別途の付与が必要な場合があります) |
| HubSpot側の商品登録 | 配信したいアイテムを、HubSpotの商品ライブラリに登録すること |
商品情報の読み取り権限を追加する
権限が未付与のときは、コンテンツフィードでHubSpotを選ぶと案内が表示され、そこから権限を追加できます。
- フィードの作成画面でデータソースに 「HubSpot」 を選ぶと、権限が足りない場合は「HubSpot商品の読み取り権限が必要です」という案内と 「HubSpotを再認証する」 ボタンが表示されます
- 権限は、HubSpot連携の 「設定」 にある アカウント情報 の 「HubSpotを再認証する」 からも追加できます。連携を解除する必要はなく、同期済みのデータはそのまま残ります
- 再認証を実行するとHubSpotの許可画面に移動します。商品の読み取りを許可すると、コンテンツフィードでHubSpotの商品を使えるようになります
HubSpotの商品ライブラリに商品を登録する
配信したいアイテムを、HubSpotの商品ライブラリに商品として登録しておきます。
各商品には次の情報を設定します。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 商品名 | カードに表示される名前です |
| 単価 | カードに表示する価格です(通貨は接頭・接尾ラベルで補います) |
| 商品URL | カードのボタンから開く遷移先です。URLが未設定の商品はフィードに表示されません |
| 商品画像 | カードに表示する画像です |
商品はCSVインポートでまとめて登録することもできます。求人・物件・プランなどを配信する場合も、名前・URL・画像・価格(給与や家賃など)を商品として登録します。
データソースにHubSpotを選ぶ
コンテンツフィードの作成画面で、データソースにHubSpotを選びます。
- メニューの 「メッセージ配信」 から 「コンテンツフィード」 を開き、 「フィードを作成」 をクリックします
- 「フィード名」 と、対象の 「LINE公式アカウント」 を設定します
- 「データソース」 で 「HubSpot」 を選びます
データソースは、フィードの作成後には変更できません。ShopifyとHubSpotを切り替えたい場合は、別のフィードを作成してください。
表示するコンテンツの種類
HubSpotの商品では、 「新着」 と 「手動で選ぶ」 の2種類から選べます。
| 種類 | 掲載される商品 |
|---|---|
| 「新着」 | HubSpotに追加された日が新しい順に選びます |
| 「手動で選ぶ」 | 商品を名前で検索し、固定で載せます(最大10件) |
売れ筋・セール・最近見た商品は、Shopifyの商品向けの選び方のため、HubSpotの商品では利用しません。あわせて 「表示件数」 で、カードに載せる商品の数を設定します。
プロパティで絞り込む
HubSpotの商品プロパティ(カスタムプロパティを含む)を条件に、フィードに載せる商品を絞り込めます。
「条件を追加」 で、 「プロパティ」 ・条件・ 「値」 を指定します。複数の条件を設定した場合は、すべてを満たす商品(AND条件)が対象です。同じプロパティの条件は1つまでです。
| 条件 | 対象になる商品 |
|---|---|
| 「に一致」 | 指定した値に一致する商品 |
| 「に一致しない」 | 指定した値に一致しない商品 |
| 「を含む」 | 指定した値を含む商品 |
| 「以上」 | 指定した数値以上の商品 |
| 「以下」 | 指定した数値以下の商品 |
「に一致」 と 「に一致しない」 は、値をカンマ区切りで複数指定でき、いずれかに一致するかで判定します。
価格の表示を設定する
HubSpotの商品では、 「価格の表示」 で価格を出すかどうかと、通貨を補うラベルを設定できます。
HubSpotの商品価格には通貨情報が含まれないため、接頭・接尾ラベルで通貨を補います。
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| 「価格を表示する」 | カードに価格を表示するかを切り替えます |
| 「接頭ラベル」 | 価格の前に付ける文字です(例:¥) |
| 「接尾ラベル」 | 価格の後ろに付ける文字です(例:円(税込)) |
求人なら「月給」、物件なら家賃を表す表現など、配信内容に合わせたラベルを設定できます。
プレビューで確認する
保存する前に、実際に選ばれる商品をプレビューで確認できます。
「プレビューを更新」 をクリックすると、現在の条件で選ばれる商品が表示されます。商品URLが未設定の商品は表示できず、「商品URLが未設定のため◯件を表示できません」という警告が出ます。表示されない商品がある場合は、HubSpot側で商品URLを設定してください。
HubSpotの商品との同期
HubSpotの商品は約15分ごとに自動で同期され、HubSpot側の変更・削除が反映されます。
HubSpotで商品を追加・編集・削除すると、しばらくして(約15分ごと)フィードに反映されます。配信のたびに、その時点の最新の商品がカードに並びます。
商品カード・配信で使う
作成したHubSpotのコンテンツフィードは、商品カードのデータソースとして配信に使います。
- カードタイプメッセージで 「商品」 カードを作成します
- データソースで 「コンテンツフィードから(自動)」 を選び、作成したHubSpotのフィードを指定します
- その商品カードをメッセージ配信や自動送信メッセージで選びます
配信は送信時点の最新の内容で解決され、その時点でフィードの条件に合う商品が届きます。
うまくいかないときは
HubSpotの商品が表示されないときは、権限・商品URL・商品登録を順に確認します。
| 症状 | 確認するポイント |
|---|---|
| HubSpotを選ぶと権限の案内が出る | 商品情報の読み取り権限が未付与です。案内、またはHubSpot連携の 「設定」 > アカウント情報の 「HubSpotを再認証する」 から権限を追加してください |
| 商品がプレビューに表示されない | HubSpotの商品ライブラリに商品が登録されているか、絞り込み条件が厳しすぎないかを確認してください |
| 一部の商品だけ表示されない | 商品URLが未設定の商品は表示されません。HubSpotで商品URLを設定してください |
| 価格の通貨が表示されない | HubSpotの価格には通貨情報が含まれません。 「接頭ラベル」 ・ 「接尾ラベル」 で通貨を設定してください |
| 売れ筋やセールが選べない | HubSpotの商品では 「新着」 と 「手動で選ぶ」 のみ利用できます |