この記事では、LINEメッセージの開封・クリックなどの行動をKlaviyoに同期し、セグメント・レポート・Flowで活用する方法を説明します。
LINEイベントの同期とは
LINEイベントの同期は、LINEでのお客さまの行動を、Klaviyoのプロフィールにイベントとして記録する仕組みです。
LINEメッセージの開封やクリック、友だち追加・ブロックといった行動が、ID連携済みのKlaviyoプロフィールに自動的に記録されます。Klaviyo側ではこれらのLINEイベントを、メールの開封・クリックと同じように扱えるため、チャネルをまたいだお客さまの行動を1つのプロフィールで把握できます。
Klaviyoに記録されるLINEイベント
LINEでのさまざまな行動が、Klaviyoのイベント(メトリクス)として記録されます。
| LINEでの行動 | Klaviyoに記録されるイベント名 |
|---|---|
| メッセージの送信 | Sent LINE Message |
| メッセージの到達 | Delivered LINE Message |
| メッセージの送信失敗 | Failed LINE Message |
| メッセージのクリック | Clicked LINE Message |
| メッセージの開封 | Opened LINE Message |
| 友だち追加 | Followed LINE Account |
| ブロック | Blocked LINE Account |
| QRコードの読み取り | Scanned LINE QR Code |
これらのイベント名は、Klaviyoのメトリクス一覧やプロフィールのアクティビティで確認できます。
セグメントの作成に活用する
LINEイベントを条件にして、Klaviyoでセグメントを作成できます。
たとえば「LINEメッセージを開封したが、クリックしていない人」「直近30日でLINEをクリックした人」といったセグメントを、Klaviyoのイベントをもとに作成できます。メールの反応とLINEの反応を組み合わせた、より精度の高いセグメントを作れるため、追客やキャンペーンのターゲティングに役立ちます。
レポートでの分析に活用する
LINEイベントを使って、Klaviyoのレポートでチャネルをまたいだ分析ができます。
LINEメッセージの送信・到達・開封・クリックといったイベントが記録されるため、メールと並べてLINEの反応を分析できます。どのチャネルがどの層に効果的かを比較し、次の施策の改善に活かせます。
Flowのトリガーに活用する
LINEイベントを、KlaviyoのFlowを起動するトリガーとして使えます。
たとえば「LINEメッセージをクリックしたら、翌日にフォローのメールを送る」「LINEをブロックされたら、別チャネルでの接触に切り替える」といった、LINEの行動を起点にした自動化を組めます。LINEとメールを行き来する一連のシナリオを、Klaviyo Flowのなかで完結させられます。
イベントが記録される条件
LINEイベントは、ID連携済みのお客さまについてのみ記録されます。
KlaviyoのプロフィールとLINE友だちがID連携されていないと、どのプロフィールに記録すべきか特定できないため、イベントは記録されません。LINEの行動をKlaviyoで活用したい場合は、まずID連携を進めてください。
うまくいかないときは
イベント同期でよくある問題と対処方法は以下のとおりです。
- Klaviyoにイベントが記録されない: 対象のお客さまがID連携済みか確認してください。未連携のお客さまの行動は記録されません
- クリック・開封が記録されない: クリックや開封は、リンクや該当の操作が行われたメッセージで記録されます。テキストのみのメッセージなど、操作対象がない場合は記録されないことがあります
- イベントがKlaviyoのセグメントに反映されない: Klaviyo側でイベントが記録された後、セグメントの再計算に時間がかかる場合があります。少し時間を置いて確認してください