Klaviyo連携に必要な権限やプラン、KlaviyoからLINEを送れる配信の種類、うまくいかないときの対処など、Klaviyo連携でよくある質問への回答をまとめています。
Klaviyo連携に必要な権限とプランは何ですか?
Klaviyo連携には、Klaviyoアカウントでアプリ連携を承認できる権限が必要です。
連携の承認は、Klaviyoのセットアップ中にKlaviyo側でアプリ連携を承認するステップで行います。管理者権限など、アカウント全体の設定変更やアプリ連携を行える権限を持つアカウントで操作してください。Klaviyoのプランによる利用条件は、Klaviyo側の最新の提供内容に従います。実運用ではメール・SMS配信を含むため、配信機能を利用できるプランをおすすめします。
必要な権限の目安
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Klaviyoでの権限 | アプリ連携を承認できる権限(管理者権限など) |
| 承認のタイミング | Klaviyoのセットアップ中にアプリ連携を承認する |
| 利用条件 | Klaviyoのプランによる。実運用には配信機能のあるプランを推奨 |
KlaviyoのキャンペーンからLINEを送れますか?
いいえ。KlaviyoのCampaign(一斉配信)にはWebhookアクションがないため、キャンペーンから直接LINEは送れません。
キャンペーン的な一斉LINE配信は、Lumoのメッセージ配信から行います。配信対象にKlaviyoの条件(リスト・プロパティ・ID連携)で作ったセグメントを指定すれば、Klaviyoで管理しているターゲット層にそのままLINEを届けられます。シナリオ起点の自動配信は、Klaviyo FlowのWebhookアクションから行います。どちらの経路でも、配信結果はKlaviyoのプロフィールに記録されます。
Klaviyo FlowからLINEメッセージを送るには?
KlaviyoのFlowにWebhookアクションを追加し、Lumoの設定値を入力して送ります。
設定の流れは次のとおりです。
設定の手順
- Lumoで自動送信メッセージを作成し、詳細画面の 「Klaviyo Flow連携情報」 でDestination URL・ヘッダー(Key / Value)・JSON bodyを確認します。
- KlaviyoのFlowにWebhookアクションを追加し、確認したDestination URLとヘッダーを設定します。
- JSON bodyを 「JSONをコピー」 でコピーして、Webhookアクションの送信内容に貼り付けます。配信先の差し込み変数も自動で含まれます。
送信するメッセージの指定方法
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 自動送信メッセージを使う | 自動送信メッセージの詳細画面の 「Klaviyo Flow連携情報」 で生成したJSON bodyを貼り付けて送る |
| テキストを直接入力する | JSON bodyのautoMessageIdの代わりにmessageTextで送りたい文章を指定して送る |
Flowからの配信が遅い・届かないのですが?
Klaviyo側の処理により、イベント発生からWebhookの実行まで数十分から1時間程度かかる場合があります。
これはKlaviyoのイベント取り込みとFlow処理の仕組みによるもので、LumoはKlaviyoからリクエストを受け取りしだい、すみやかにLINEへ送信します。設定が正しいかどうかは、実際の配信を待つのではなく、KlaviyoのPayload Previewとテスト送信で確認してください。
そもそも届かない場合は、次の順で確認します。
- 配信先のお客さまがLINEとKlaviyoのID連携を済ませているか(未連携の場合は配信先を特定できず届きません)
- FlowとWebhookアクションがLive(公開)になっているか(保存後にDraftに戻っていることがあります)
- Webhookのヘッダー(Key / Value)が 「Klaviyo Flow連携情報」 の値と一致しているか
また、イベントの発生からKlaviyoへの取り込みまでに6時間以上の差があると、そのイベントではFlowが起動しません(Klaviyoの仕様です)。
ID連携していない友だちにもLINEを送れますか?
経路によって異なります。Lumoのメッセージ配信は送れますが、Klaviyo Flow経由は送れません。
- Lumoのメッセージ配信: LINEの友だち全員に配信できます(ID連携していない友だちにも届きます)。ただし、Klaviyoの条件で作ったセグメントを配信対象にした場合は、ID連携済みの友だちだけが対象になります
- Klaviyo Flow経由の配信: ID連携済みのお客さまにのみ届きます。未連携の場合は配信先を特定できないため、スキップされます
- LINE通知メッセージ: 友だちでないお客さまにも、Klaviyoプロフィールの電話番号がLINEアカウントの登録番号と一致すれば届きます(購入完了・発送完了などの取引通知専用です)
なお、Klaviyoへのイベント記録(開封・クリックなど)は、どの経路でもID連携済みのお客さまについてのみ行われます。
FlowにID連携済みだけを通すプロファイルフィルターは必要ですか?
いいえ、不要です。ID連携が済んでいないお客さまへの送信はLumoが自動でスキップするため、フィルターがなくても安全に運用できます。
WebhookアクションはFlowのステップに到達したお客さま全員に対して実行されますが、Lumoが受け取った時点で配信先を判定し、ID連携が済んでいないお客さまには送信しません(エラーにもなりません)。未連携のお客さまにメッセージが誤って届くことはありません。
ただし、KlaviyoのWebhookアクションに表示されるSent件数は「Webhookが実行された数」で、実際にLINEメッセージが送信された数ではありません。実際の配信対象に近い数字を見たい場合は、Webhookアクションの直前にConditional Split(例: プロパティ「LINE User ID」が設定されている)を追加してください。Flow全体のプロファイルフィルターで絞ると、同じFlow内のメール配信まで対象が限定されるため、LINEのステップだけを絞りたい場合はConditional Splitを使います。
友だち追加前のお客さまにLINEで通知を送れますか?
はい。購入完了や発送完了などの取引通知は、LINE通知メッセージで友だち追加前のお客さまにも届けられます。
LINE通知メッセージは、お客さまの電話番号がLINEアカウントの登録番号と一致すれば友だちでなくても届く、LINEヤフー社認定の通知専用メッセージです。Klaviyo FlowのWebhookアクションをきっかけに、注文番号や送り状番号などを差し込んで送れます。利用にはLINEヤフー社への申請と承認が必要で、広告や販促には使えません。設定方法はKlaviyo FlowからLINE通知メッセージを送るで説明しています。
同じメッセージや通知が2回届くことはありませんか?
KlaviyoのWebhook再送信やFlowの二重発火が起きても、二重送信は自動で防止されます。
「Klaviyo Flow連携情報」 で生成されるJSON bodyには重複排除キー(idempotencyKey)が含まれ、同じ注文やチェックアウトのイベントが繰り返し届いても、同じお客さまへの送信は1回だけになります。閲覧リマインド・在庫わずか・再入荷など、繰り返しの配信が正当なFlowにはキーが付きません。以前に取得したJSON bodyを使っている場合は、最新のJSONを取得して貼り直すと有効になります。
他のツールで実施したID連携を引き継げますか?
はい。ID連携インポートで、他のツールで実施済みのID連携を一括で取り込めます。
Klaviyo連携またはShopify連携の 「設定」 タブにある 「ID連携インポート」 から、メールアドレスとLINEユーザーIDの2列を持つCSVファイルをアップロードします。取り込んだ連携は接続中のすべての連携先に反映されます。すでにLINEの友だちになっているお客さまだけが連携されます。他のLINE連携ツールがShopify顧客に保存した連携データは、Shopify連携の設定画面から自動で取り込むこともできます。
KlaviyoプロフィールとLINE友だちを紐づけるには?
メールアドレス・電話番号・LINE User IDを手がかりに、複数の方法でID連携できます。
導線に合わせて、次の方法から選んでください。
| 連携方法 | 概要 |
|---|---|
| カスタムQRコード | KlaviyoのメールにカスタムQRコードを差し込み、友だち追加で連携する |
| フォーム送信からID連携 | Klaviyoフォームの送信後に、連携ボタンやQRコードを表示して連携する |
| FlowからID連携 | Klaviyoの既存FlowのWebhookアクションから、メールアドレスで自動的に名寄せする |
| セグメントからID連携 | Klaviyoセグメント内のプロフィールから既存のLINE User IDを読み取って連携する |
| 同期データからの自動連携 | データ同期のなかでメールアドレス・電話番号を手がかりに自動で連携する |
| ID連携インポート | 他のツールで実施したID連携を、CSVファイル(メールアドレス+LINEユーザーID)から一括で取り込む |
カスタムQRコードをKlaviyoのメールから送って連携できますか?
はい、できます。
LumoのカスタムQRコードに連携タイプとしてKlaviyoを設定し、Klaviyoの差し込み変数(メールアドレス)を指定すると、お客さまごとの連携用URLが発行されます。このURLをKlaviyoのメールに差し込んで配信し、お客さまが友だち追加すると、対象のKlaviyoプロフィールとLINEユーザーが自動で紐づきます。
商品カードの商品データはどこから取得されますか?
売れ筋・新着・セールなどのコンテンツフィードは、Shopifyストアから直接同期した商品データを使います。
利用するには、KlaviyoとShopifyの両方にLumoアプリをインストールしてください。カゴ落ちフォローなど「トリガーの商品」を使う商品カードは、Flowのきっかけになったイベントに含まれる商品情報を使うため、Shopifyとの商品データ同期がなくても利用できます。
商品カードの「売れ筋」に商品が表示されません
売れ筋のコンテンツフィードは売上実績をもとに商品を選ぶため、売上のない商品は表示されません。
オープン直後など売上データがまだ少ないストアでは、表示できる商品がなく、テキストのみの表示になることがあります。その場合はフォールバックで指定した商品が代わりに表示されます。ローンチ直後は「新着」のフィードまたはフォールバック商品を使い、売上データが貯まってから「売れ筋」に切り替える運用がおすすめです。
LINEの開封やクリックをKlaviyoで使えますか?
はい、LINEの行動はKlaviyoのイベントとして記録され、活用できます。
LINEメッセージの送信・開封・クリック、友だち追加・ブロックなどが、ID連携済みのKlaviyoプロフィールにイベントとして記録されます。これらのイベントは、Klaviyoのセグメント作成、レポートでの分析、Flowのトリガーに利用できます。
LINEの開封はLINEアプリの「既読」と同じですか?
いいえ、別の指標です。
開封(Opened LINE Message)はLumoの計測の仕組みによるもので、LINEアプリの「既読」とは異なります。開封・クリックは、計測用のリンクや画像を含むメッセージで記録されます。
LINE配信に売上をひもづけられますか?
Klaviyoの売上帰属(attributed conversion)は、LumoからのLINE配信には自動では適用されません。
Klaviyoの売上帰属はKlaviyoから配信されたメール・SMSを対象とした仕組みのためです。LINE施策の売上効果を見たいときは、配信するリンクにUTMパラメータを付けてアクセス解析で計測する方法や、LINEに反応したセグメントの購買を分析する方法を組み合わせてください。
KlaviyoのセグメントでLINE配信できますか?
はい、Klaviyoのデータを使ってLINE配信のターゲティングができます。
Klaviyoの連携データ(ID連携状態・リスト・プロパティ)を、Lumoのセグメント条件として指定できます。このセグメントを使って、メッセージ配信の対象を絞り込んだり、リッチメニューを出し分けたりできます。メールキャンペーンと同じターゲット層にLINEを届けられます。
なお、ここでいうセグメントは、配信対象を絞り込むための条件です。友だちに付けるタグとは別の概念です。Klaviyoのデータをタグとして友だちに付けたい場合は、タグの機能で管理します。
1つのKlaviyoアカウントに複数のLINE公式アカウントを接続できますか?
はい、できます。
複数のLINE公式アカウントを接続した場合、Klaviyoのプロフィールに書き込まれるプロパティ名の末尾に番号が付き(例: LINE User ID 2)、アカウントごとに区別されます。設定や同期はアカウントごとに個別に管理できます。
Klaviyoのどのデータが同期されますか?
LumoからKlaviyoには、LINEの情報がカスタムプロパティとして書き込まれます。
LINE User ID・LINE表示名・LINEフォロー状態・LINE同意ステータスなどが、Klaviyoのプロフィールに同期されます。一方、名・姓・メールアドレス・電話番号などのプロフィール項目は、初期設定ではKlaviyoからLumoに同期されません。Lumoに取り込みたい項目は、 「同期データ」 画面で追加できます。
同期方向の整理
| 方向 | 主なデータ |
|---|---|
| Lumo → Klaviyo | LINE User ID、LINE表示名、LINEフォロー状態、LINE同意ステータス など |
| Klaviyo → Lumo | 名、姓、メールアドレス、電話番号 など(初期設定では同期されないため、 「同期データ」 で追加) |
Flowメッセージ送信の認証キーを再発行するとどうなりますか?
再発行すると、古い認証キーはすぐに使えなくなります。
KlaviyoのFlow側に設定しているヘッダーのValueも、新しい認証キーに更新してください。更新しないとFlowからのLINE配信やID連携が認証エラーになり、動作しなくなります。再発行は、Klaviyo連携の 「設定」 タブにある 「FlowからID連携」 セクションの 「認証キーを再発行」 から行えます。
KlaviyoのLINE同意ステータスはどのように更新されますか?
LINEの友だち状態に応じて自動的に更新されます。
お客さまが友だち追加すると同意あり、ブロックすると同意取り消しとして、連携済みKlaviyoプロフィールのLINE同意ステータスに自動で反映されます。Klaviyo側では、この同意ステータスをセグメントやFlowの条件に利用できます。友だち状態の変化は定期的にKlaviyoへ反映されるため、手動での更新操作は不要です。
これはKlaviyo側の同意ステータスを最新化するもので、LINEの実際のフォロー状態そのものを変更するわけではありません。
連携が切れた・再接続を求められたときはどうすればよいですか?
Klaviyoの認証が無効になると、画面に再接続のお知らせが表示されます。案内から再接続すると、同期は自動的に再開します。
Klaviyoの認証が無効になると同期を停止し、「Klaviyoの認証が無効になっているため、同期を停止しています。再接続をお願いします。」というお知らせが表示されます。「再接続画面を開く」 から再接続すると、同期は再開します。再接続しても解消しない場合は、サポートにお問い合わせください。
なお、KlaviyoのFlowからの配信やID連携が認証エラーになる場合は、Flowメッセージ送信の認証キーの再発行が原因のこともあります。その場合は「Flowメッセージ送信の認証キーを再発行するとどうなりますか?」もあわせて確認してください。
連携を解除するとKlaviyo側のデータは削除されますか?
いいえ、Klaviyoに書き込まれたデータはKlaviyo側に残ります。
LINE User IDやカスタムプロパティなど、Klaviyoに書き込まれたデータは削除されません。連携解除で停止・削除されるのは、Klaviyoとの定期同期と、Klaviyoから取り込んだ同期履歴です。再連携後にLumoから再同期すると、LINE User IDによる紐づけが再作成されます。
連携解除で残るもの・なくなるもの
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| Klaviyo側に残るもの | LINE User ID、カスタムプロパティなど書き込み済みのデータ |
| 停止・削除されるもの | Klaviyoとの定期同期、Klaviyoから取り込んだ同期履歴 |