Klaviyoの連携データをセグメントの条件に使うと、メールと同じターゲット層にLINEを届けたり、お客さまごとにリッチメニューを切り替えたりできます。目標を伝えれば、どのお客さまにどう届けるかはマーケティングエージェントが提案します。自分で条件を組みたいときの手順もあわせて説明します。
エージェントに任せて出し分ける
「Klaviyoの優良顧客にLINEで限定オファーを送りたい」と伝えれば、マーケティングエージェントが対象の絞り込みからメッセージ配信の準備までを進めます。
会話モードを「おまかせ」または「作成」にして、届けたい相手と目的を伝えてください。エージェントがKlaviyoの連携データをもとにセグメントの条件を提案し、メッセージ配信やリッチメニューの出し分けまで組み立てます。内容を確認したら 「実行する」 で進め、見送る場合は 「やめておく」 を選びます。条件を自分で細かく決めたいときは、後述の手動手順で設定できます。
Klaviyoのデータをセグメントの条件に使う
KlaviyoのリストやプロパティをLumoのセグメントの条件に指定すると、KlaviyoとLINEで一貫したターゲティングができます。
KlaviyoのCampaign(一斉配信)にはLINEを送る仕組みがないため、キャンペーン的な一斉LINE配信はこの方法——Lumoのメッセージ配信にKlaviyoの条件のセグメントを指定する——で行います。
セグメントは「条件に合う友だちを自動でまとめる絞り込み」です。友だちに付けるタグとは別の概念で、混同しないようご注意ください。Klaviyoの連携データで使える主な条件は次のとおりです。
| 条件 | できること |
|---|---|
| Klaviyo ID連携 | Klaviyoプロフィールと連携済み・未連携の友だちを抽出します |
| Klaviyoリスト | 特定のKlaviyoリストに含まれる・含まれない友だちを抽出します |
| Klaviyoプロパティ | Klaviyoのプロパティの値や有無で友だちを抽出します |
Klaviyoの条件は、KlaviyoプロフィールとID連携済みの友だちに対して評価されます。未連携の友だちは抽出されません。
Klaviyoのデータでセグメントを作成する
自分で条件を組みたい場合は、セグメントの作成画面でKlaviyoの条件を追加します。
- セグメントの作成画面で 「セグメントを作成」 を開きます
- プロパティの 「条件」 で 「Klaviyo ID連携」 「Klaviyoリスト」 「Klaviyoプロパティ」 のいずれかを選びます
- 「Klaviyoリスト」 の場合は対象のリストを選び、含まれる・含まれないを切り替えます
- 複数の条件を 「プロパティの追加(AND)」 や 「別の条件を追加(OR)」 で組み合わせ、 「セグメントを保存」 で保存します
リストが選択肢に出ないときは、Klaviyoでリストを作成してから、Klaviyo連携のダッシュボードで 「データを再同期」 を実行してください。
セグメントを使ってメッセージ配信する
作成したセグメントは、LINEのメッセージ配信の配信対象として指定できます。
メッセージ配信の作成画面で、 「配信対象」 の 「配信先」 にKlaviyoの条件で作ったセグメントを指定します。 「配信しない」 に別のセグメントを指定すれば、特定の友だちを配信から除けます。Klaviyoで管理している優良顧客やメールに反応した層に向けて、LINEから追撃するといった施策ができます。
メッセージには商品カードも組み込めます。売れ筋の商品フィードを選べば、売上実績の多い商品をカード形式で自動掲載でき、「売れ筋商品をKlaviyoのセグメントにLINEで一斉配信する」といったキャンペーン施策がすぐに作れます。配信前にテスト送信で、実機での表示を確認するのがおすすめです。
リッチメニューを出し分ける
Klaviyoのデータをもとに、友だちごとに表示するリッチメニューを切り替えられます。
リッチメニューの編集画面の 「表示対象(出し分け)」 で 「セグメントを指定する」 を有効にし、 「対象セグメント」 にKlaviyoの条件で作ったセグメントを指定します。 「除外セグメント」 で特定の友だちを除くこともできます。たとえばVIP顧客のセグメントには限定メニューを表示し、それ以外には通常メニューを表示する、といった接客の出し分けができます。
なお、友だちが100,000人以上含まれるセグメントは、リッチメニューの出し分けには利用できません。
よくある活用パターン
Klaviyoのデータを使ったターゲティングの代表的な活用例は次のとおりです。
| シーン | 活用例 |
|---|---|
| クロスチャネル配信 | メールキャンペーンと同じKlaviyoリストに、LINEでも同じオファーを配信する |
| 商品の訴求 | 売れ筋商品の商品カードを、Klaviyoのセグメントに向けて一斉配信する |
| 優良顧客への限定施策 | KlaviyoのVIPリストに、LINE限定クーポンをメッセージ配信する |
| 接客の最適化 | 購買ステータスのKlaviyoプロパティに応じて、リッチメニューを出し分ける |
| 取りこぼし防止 | メール未開封のセグメントに、LINEでフォローのメッセージを送る |
うまくいかないときは
セグメントの活用でよくある問題と対処方法は次のとおりです。
- Klaviyoのリストが選択肢に出ない: Klaviyoでリストを作成し、Klaviyo連携のダッシュボードで 「データを再同期」 を実行してください。同期が反映されるとリストを選べるようになります
- セグメントの人数が想定より少ない: Klaviyoの条件はID連携済みの友だちに対して評価されます。未連携の友だちは抽出されないため、必要に応じてID連携を進めてください
- リッチメニューにセグメントを指定できない: 友だちが100,000人以上含まれるセグメントは、リッチメニューの出し分けに利用できません。条件を絞り込んでください