クーポンキャンペーンを使うと、友だち一人ひとりに異なるShopifyクーポンコードをLINEで配れます。コードが1人1つなので、誰が受け取り、誰が使ったかまで追えます。SNSでコードが拡散して想定外に使われる心配もありません。
クーポンキャンペーンとは
クーポンキャンペーンは、1人1コードのShopifyクーポンをLINEメッセージで配るための仕組みです。
キャンペーンを作ると、Shopifyストアに割引コードをまとめて自動発行します。メッセージに変数を差し込んで配信すると、送信のタイミングで友だちごとに固有のコードへ置き換わります。同じ友だちに何度送っても、コードは同じ1つです。
できることは次のとおりです。
- ID連携のお礼や購入のお礼として、ワークフローでクーポンを自動配布する
- メッセージ配信やリッチメッセージで、セグメントを絞ってクーポンを届ける
- 受け取り・利用の状況を友だちのアクティビティで確認する
この機能を使うための条件
クーポンキャンペーンを使うには、Shopify連携が済んでいる必要があります。
- Shopifyストアと連携済みであること
- クーポンを配るLINE公式アカウントが、そのShopifyストアと連携していること
クーポンキャンペーンを作成する
キャンペーンの作成は、Shopify連携の設定画面にある 「クーポン」 から行います。
- サイドメニューの 「顧客データ管理」 からShopifyを開き、 「クーポン」 を選びます
- 「キャンペーンを作成」 をクリックします
- 各項目を入力して保存します
設定項目
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| キャンペーン名 | 管理用の名前です。変数ピッカーにもこの名前で並びます |
| キー | 変数で参照するための識別子です。小文字英数字とアンダースコアで入力します。作成後は変更できません |
| 割引種別 | 「割引率」(%)か 「割引額」(ストアの通貨での金額)を選びます |
| 割引値 | 割引の大きさです。割引額の場合は、ストアの通貨で入力します |
| 開始日時・終了日時 | クーポンが使える期間です。終了日時を設定しない場合は無期限になります |
| リダイレクト先パス | クーポンリンクをタップしたお客様が、割引の適用後に移動するページです。「/」で始めます(既定は/cart) |
| コードプレフィクス | 発行するコードの先頭に付く文字列です(既定はLINE)。お客様に見えるコードの見た目が変わります |
保存すると、Shopifyストアに割引コードを自動で発行します。コードの残りは一覧の 「残コード数」 で確認でき、少なくなると自動で補充します。
メッセージにクーポンを差し込む
クーポンは、メッセージ編集画面の変数ピッカー( 「変数を挿入」 )にある 「Shopifyクーポン」 グループから差し込みます。キャンペーンごとに、次の2つの変数が並びます。
| 変数 | 内容 | 使いどころ |
|---|---|---|
| 「◯◯のクーポンコード」 | コードの文字列そのもの(例: LINE-AB12CD34)です | テキストでコードを伝え、お客様がチェックアウトで入力する場合 |
| 「◯◯のクーポンリンク」 | タップすると割引が自動で適用されるURLです | リッチメッセージのボタンやテキストのリンクとして配る場合。お客様の入力の手間がありません |
変数は、メッセージ配信・自動送信メッセージ・ワークフローのメッセージ・リッチメッセージのURL欄で使えます。送信のタイミングで、友だちごとに固有のコードやURLへ置き換わります。
実際の運用では、リッチメッセージ(クーポン画像)のURL欄にクーポンリンクを設定する配り方が便利です。お客様は画像をタップするだけで、割引が入った状態でストアに移動します。
変数を使うときのポイント
- コード変数とリンク変数は、同じキャンペーンのペアで使います。 変数はキャンペーンごとに別のため、テキストとリッチメッセージで別のキャンペーンを選ぶと、違うクーポンが届きます
- リッチメッセージを編集したら、それを使っているメッセージで選び直します。 メッセージにはリッチメッセージの内容が選択した時点でコピーされるため、あとからリッチメッセージ本体を変えても、既存のメッセージには反映されません
- テスト送信でも、本番と同じように実際のコードを発行します。 配信前に、コードの差し込みからチェックアウトでの適用まで実機で確認できます
結果を確認する
クーポンの受け取りと利用は、友だちごとのアクティビティに残ります。
- 友だち詳細のアクティビティに「クーポン「◯◯」を受け取りました」「クーポン「◯◯」を利用しました」が並びます
- アクティビティのフィルターで 「クーポン受け取り」 ・ 「クーポン利用」 に絞り込めます
- Klaviyoと連携している場合は、KlaviyoプロフィールにもLINE Coupon Assigned/LINE Coupon Redeemedのイベントとして記録します
どのコードをどの注文で使ったかまでひも付くため、クーポン施策の成果をお客様単位で振り返れます。
キャンペーンを終了する
クーポンの配布は、終了日時かアーカイブで止められます。
- 終了日時: 設定した日時を過ぎると、コードは使えなくなります
- アーカイブ: 一覧でキャンペーンを選んで 「アーカイブ」 を実行すると、その時点で止まります。配布済みのものを含め、そのキャンペーンのクーポンコードは利用できなくなります。元に戻すことはできません
うまくいかないときは
クーポン配布でよくある状況と、その確認ポイントをまとめます。
| 状況 | 確認ポイント |
|---|---|
| リンクをタップしたのに割引が入らない | そのコードが使用済みでないか確認してください。コードは1人1つ・利用は1回です。テスト送信で使ったコードは、本番でも使用済みのままです |
| テキストと画像で違うコードが届く | テキストのコード変数とリッチメッセージのリンク変数が、同じキャンペーンを指しているか確認してください |
| ストアのパスワード保護中に割引が入らない | 公開前のストアでは、パスワードを入力していないブラウザで自動適用が効きません。検証時はパスワード保護を一時的にオフにするのが確実です |
| メッセージが届かない | キャンペーンが 「配布中」 か、変数のキーが正しいかを確認してください。クーポンを用意できない場合、その友だちへの送信は行いません |