Shopify連携では、ShopifyストアのデータをLumoに自動で取り込みます。取り込んだデータは、マーケティングエージェントがLINE配信の判断材料に使います。この記事では、同期するデータの種類と、同期データの確認・調整方法を説明します。
データ同期の全体像
ShopifyとLumoは双方向でデータをやり取りします。Shopify側で顧客や注文を更新すると、その内容をLumoの友だち情報に反映します。Lumo側のLINEの状態は、Shopify顧客の情報として書き戻します。
同期されたデータは、マーケティングエージェントがセグメントの提案や配信内容の判断に使います。たとえば「購入回数が多い友だち」や「カゴ落ちした友だち」といった切り口で、エージェントが配信を組み立てられるようになります。
同期は連携後に自動で動くため、ふだんの運用で手動の取り込み作業は必要ありません。同期状況の確認や同期項目の調整だけ、必要に応じて行います。
同期されるデータの種類
Shopifyから取り込めるデータは、用途ごとに5つのカテゴリーに分かれます。
| カテゴリー | 主なデータ |
|---|---|
| 顧客データ | 姓・名・表示名・顧客タグ・購入回数・累計購入金額・最終購入日・顧客ステータス |
| 注文データ | 注文番号・合計金額・通貨・支払いステータス・配送ステータス・注文日時・キャンセル日時 |
| カゴ落ち | チェックアウトトークン・合計金額・通貨・商品数・カゴ落ちURL・完了日時 |
| 商品データ | 商品名・ハンドル・説明・ベンダー・商品タイプ・商品タグ・商品ステータス・在庫数・価格・公開日 |
| 注文明細 | 商品名・バリアントSKU・数量・価格・バリアント情報 |
このうち顧客タグはShopify側で付けたタグを指します。Lumoの友だちに付けるタグとは別のものです。詳しくは「Shopifyの顧客タグとLumoのタグの違い」を参照してください。
注文はストア全体から取り込む
注文はストア全体を取り込みます。LINEとID連携していないお客様の注文も、会員登録なしのゲスト注文も含みます。そのため、レポートの注文数や売上はストア全体の数字として見られます。LINE経由の売上がそのうちどれだけを占めるか(売上帰属率)も追えます。コンテンツフィードの「ベストセラー」も、ストア全体の売れ行きから選びます。
連携した直後は、過去60日分の注文をさかのぼって取り込みます。Shopify側で過去の注文を読み取る権限を許可している場合は、365日分までさかのぼります。
ワークフローの購入完了トリガー・発送完了トリガーは、LINEの友だちとひもづいた注文でだけ動きます。ゲスト注文では動きません。
LumoからShopifyへ書き戻すデータ
LINEの状態は、LumoからShopify顧客の情報として書き戻します。Shopify側で、どの顧客がLINEとつながっているかを確認できるようになります。
書き戻される主な項目は次のとおりです。
- LINEフォロー状態: 友だちがLINE公式アカウントをフォロー中かブロック中か
- LINE友だち追加日: 友だちになった日
書き戻すのは、ShopifyとLumoの顧客が同じ人物として結び付いている場合です。Shopify連携を解除すると、この結び付けの情報は消えます。
個人情報項目の扱い
メールアドレスと電話番号は、初期状態では友だち情報の表示や配信の項目として使わない設定(オプトイン方式)になっています。Shopifyの顧客とLINEの友だちを同じ人物として結び付けるためには受け取り、暗号化して保持します。マーケティングに必要な場合だけ、明示的に有効化して表示・配信への利用を始めてください。
オプトイン方式の対象になるのは、次の項目です。
- 顧客のメールアドレス・電話番号
- カゴ落ちのメールアドレス・電話番号
これらの設定は、連携の初期設定時に確認できるほか、後からLumoの 同期データ 画面でいつでも変更できます。保存するデータを必要最小限にとどめるため、使わない個人情報項目は無効のままにしておくことをおすすめします。
同期データを確認・調整する
同期する項目は、Lumoの 同期データ 画面でいつでも確認・調整できます。サイドメニューの 「顧客データ管理」 からShopifyを開き、 「同期データ」 を選びます。
同期データ画面でできること
| 操作 | 内容 |
|---|---|
| 項目の確認 | ShopifyプロパティとLumo側の対応、同期ルール、状態を一覧で確認します |
| 項目の追加 | 「Shopifyプロパティを追加」 で同期する項目を増やします |
| 項目の削除 | 不要な項目を同期対象から外します |
| 検索 | フリーワードで項目を絞り込みます |
個人情報を含む項目を追加するときは、マーケティングでの必要性を確認してから有効化してください。用途に合わない項目は同期対象から外し、保存データを最小限に保つことをおすすめします。
同期のタイミング
データ同期のタイミングは、自動同期・初回同期・手動の再同期の3つです。
| タイミング | 内容 |
|---|---|
| 初回同期 | 連携完了後に、既存データをまとめて取り込みます |
| 自動同期 | Shopify側でデータが変更されたときに自動で反映します |
| 手動の再同期 | 必要なときに、Lumoの画面から手動で実行できます |
データの反映には数分かかる場合があります。とくに初回同期は、データ量が多いほど時間がかかります。
同期状況を確認する
同期の状況は、Shopify連携のダッシュボードで確認できます。サイドメニューの 「顧客データ管理」 からShopifyを開くと、連携のステータスと同期履歴が出ます。
連携のステータス
ダッシュボード上部の 「外部サービス連携のステータス」 で、接続とデータ同期の状態を確認できます。問題がなければ、接続が正常であることと、最新のデータが同期済みであることが出ます。
同期履歴
「同期履歴」 には、同期を実行した日時・ステータス・件数が残ります。ステータスは次のとおりです。
| ステータス | 内容 |
|---|---|
| 同期完了 | 同期が正常に完了しました |
| 再同期中 | 再同期が進行中です |
| 再同期失敗 | 同期に問題が発生しました |
手動で再同期する
最新の状態にそろえたいときは、ダッシュボードの 「データを再同期」 から手動で再同期できます。確認画面で 「再同期する」 を選ぶと、Shopifyからデータを取り直します。注文は取得期間の範囲(過去60日分・過去の注文を読み取る権限があれば365日分)で取り直します。データ量によっては完了まで数分かかる場合があります。
Shopifyの顧客タグとLumoのタグの違い
同期されるShopifyの顧客タグは、Lumoのタグやセグメントとは別の概念です。混同しないように整理しておきます。
| 種類 | 付ける場所 | 主な使いみち |
|---|---|---|
| Shopifyの顧客タグ | Shopify側で顧客に付与 | Shopifyの顧客分類。同期するとLumoで参照できる |
| 友だちのタグ | Lumoの友だちに付与(チャット画面からも付け外し可能) | 友だちの属性整理。配信の絞り込みに利用 |
| 配信先のセグメント | 配信時に条件で指定 | タグや属性を組み合わせた配信対象の絞り込み |
Shopifyの顧客タグを配信に活かしたい場合は、セグメントの条件として組み合わせて使います。設定はマーケティングエージェントに相談すると、目的に合った絞り込みを提案してもらえます。
うまくいかないときは
同期が想定どおりに進まないときは、まず次の代表的な原因を確認してください。
| 症状 | 確認すること |
|---|---|
| 初回同期がなかなか終わらない | データ量が多いほど時間がかかります。しばらく待ってから同期履歴を確認してください |
| 一部のデータが反映されない | その項目が 同期データ 画面で同期対象になっているか確認してください |
| メールアドレスや電話番号が出てこない | これらは初期状態では友だち情報に表示しません。 同期データ 画面で有効になっているか確認してください |
| 最新のデータにそろわない | ダッシュボードの 「データを再同期」 で手動の再同期を実行してください |