LINE通知メッセージのテンプレートタイプは、LINEヤフーが用意した定型文に配送日や予約内容などを入れ、電話番号をもとに送る通知です。利用申請を終えた方向けに、Lumoでの作成から送信テストまでを説明します。
利用前の相談や申請は、LINE通知メッセージを利用したい(利用条件と申請方法)をご確認ください。
公式情報の確認日:2026年9月9日。日本のLINE公式アカウントでの設定を中心に説明します。
利用前に準備するもの
テンプレートタイプの送信には、利用承認済みのLINE公式アカウントと、通知先の電話番号が必要です。
- LumoのEnterpriseプランを利用していること
- 送信元のLINE公式アカウントをLumoに接続し、LINE通知メッセージの利用申請を終えていること
- 利用用途に必要な審査・手続きが完了していること
- 通知先の電話番号と、配送日・予約番号など通知に入れる情報を用意していること
- HubSpotやKlaviyoから送る場合は、対象の外部サービスとLumoの連携が完了していること
テンプレートタイプでも、ポイント付与・クーポン獲得・ポイント有効期限・クーポン有効期限・マイル付与・マイル有効期限の6用途にはUX審査が必要です。2026年9月8日更新のテンプレートUXガイドラインで、利用用途ごとの条件を確認してください。
マーケティングエージェントに相談する
マーケティングエージェントには、通知の目的や送るタイミング、差し込む情報の整理を相談できます。
たとえば「発送完了時に、送り状番号と配達状況のリンクをLINE通知メッセージで送りたい」と伝えます。準備した内容は、申請・承認された用途と照らして確認してください。Lumoでの実行承認と、LINEヤフーの利用承認・UX審査は別の手続きです。
自分で設定する場合は、次の順に進めます。
- 通知テンプレートを作成する
- テンプレートを指定した自動送信メッセージを作成する
- ワークフローなどに通知の送信設定を追加する
- テスト用の宛先で確認してから運用を始める
通知テンプレートを作成する
Lumoの 「自動化」 > 「LINE通知メッセージ」 で、通知内容を保存します。
- 「LINE通知メッセージを作成」 をクリックします
- 「名前」 に「発送完了通知」など、管理しやすい名前を入力します
- 「地域」 で送信元のLINE公式アカウントに合う地域を選びます。日本のアカウントは 「日本」 を選びます
- 「テンプレートキー」 で用途に合うテンプレートを選びます。カテゴリや検索で絞り込めます
- 「アイテム設定」 と 「ボタン設定」 を入力します。必要に応じて 「強調アイテム設定」 も使います
- 右側のプレビューを確認し、「内容を保存」 をクリックします
公式テンプレートのタイトル・説明文や、ヘッダー・フッターは自由に変更できません。地域は翻訳先を選ぶ設定ではなく、送信元アカウントに対応するテンプレートを選ぶ設定です。LINE Developersのテンプレート・アイテム・ボタン一覧で、各項目の意味を確認できます。
公式一覧にあってLumoの選択肢にないテンプレートは、別のテンプレートで代用せず、担当者に利用可否をご相談ください。
アイテムとボタンを設定する
各アイテムには通知に必要な事実を入れ、ボタンにはその通知に関連するページのURLを設定します。
発送完了通知を作る場合の入力例です。選択した用途のガイドラインに沿う項目を使ってください。
| Lumoの設定 | 入力例 | 確認すること |
|---|---|---|
| テンプレートキー | 発送完了通知(shipment_completed_ja) |
実際に発送が完了したタイミングで使う |
| 差し込みキー/表示値 | 送り状番号/配送会社から取得した番号 | 注文ごとの正しい番号が入るか |
| 強調アイテムの表示テキスト | お届け予定日/9月12日 | 値を差し込んだあとも15文字以内か |
| ボタンのラベル/URL | 配達状況を確認する/追跡ページのURL | 通知に対応する荷物のページを開けるか |
Lumoでは通常のアイテムを最大15件、ボタンを最大2件設定できます。強調アイテムは任意で1件です。ボタンのラベルは用意された選択肢から選びます。
差し込み変数を使う場合
注文ごとに変わる情報は、送信元のデータに合わせた変数で設定します。Klaviyo Flowから渡す送り状番号なら{{ data.trackingNumber }}のように記述します。変数名を入力するだけでは値は入りません。Flowから同じ名前のデータが渡されている必要があります。
電話番号だけで送る相手には、LINEの表示名など、友だち向けの情報を取得できない場合があります。送信元から渡せる値を使い、空欄や長い値でも確認してください。強調アイテムの15文字制限は、変数を実際の値に置き換えたあとに判定されます。
個人情報とリンク先
氏名・電話番号・メールアドレス・住所など、個人を明示的に識別できる情報を通知本文に入れないでください。リンク先で個人情報を見せる場合は認証が必要です。通知内容に関連するページを使い、広告ページへの誘導は行いません。テンプレートUXガイドライン
自動送信メッセージを作成する
保存した通知テンプレートを自動送信メッセージに指定すると、ワークフローなどから呼び出せます。
- 「自動化」 > 「自動送信メッセージ」 を開きます
- 「自動送信メッセージを作成」 をクリックし、名前を入力します
- メッセージの種類で 「LINE通知メッセージ」 を選びます
- 作成した通知テンプレートを選びます
- 「内容を保存」 をクリックします
テンプレートタイプは、1つの自動送信メッセージに通知1通だけを設定します。テキストや画像などを同じ自動送信メッセージに追加できません。実際に送る前に、状態が 「利用中」 になっていることも確認してください。
共有テンプレートを編集すると、ほかの配信で使っている内容も変わります。運用中のものを変更するときは利用箇所を確認してください。
送るタイミングと宛先を設定する
通知の送信には、電話番号を指定して送るためのアクションや連携を使います。
Lumoのワークフローから送る
- 「自動化」 > 「ワークフロー」 で対象のワークフローを開きます
- 送信元のLINE公式アカウントと、申請した用途に合うトリガーを設定します
- アクションで 「LINE通知メッセージを送信」 を選びます
- 「自動送信メッセージ」 に、作成した通知用のメッセージを指定します
- 対象顧客の電話番号を確認して保存します
Lumoのワークフローでは、対象顧客に登録された電話番号を使います。電話番号だけの名簿を、この画面から直接宛先として指定する操作ではありません。友だち追加前のHubSpotコンタクトやKlaviyoプロファイルを起点に送る場合は、該当サービスから設定します。ワークフローの作成方法
HubSpotのワークフローから送る
コンタクトベースのワークフローに、Lumoの 「LINE通知メッセージを送信」 アクションを追加します。
| 設定項目 | 設定内容 |
|---|---|
| 電話番号(送信先) | コンタクトの電話番号が入ったプロパティ |
| LINE公式アカウント | 利用承認済みの送信元アカウント |
| 自動送信メッセージ | 作成した通知用の自動送信メッセージ |
| 国番号の補完 | 国内形式の日本の番号を使う場合は「日本(+81)」 |
「メッセージ1〜3」 への直接入力は使いません。繰り返し通知する場合は、HubSpotの再登録条件も確認します。HubSpotワークフローでLINEのアクションを使う
Klaviyo Flowから送る
自動送信メッセージ詳細の 「Klaviyo Flow連携情報」 から、送信元アカウントに対応するWebhook設定を取得します。KlaviyoのFlowへコピーし、通知先の電話番号と注文データを渡します。電話番号は国番号付きで用意します。Klaviyo FlowからLINE通知メッセージを送る
テストしてから運用を始める
画面上のプレビューに加えて、本番と同じ送信経路で、テスト用の宛先だけに通知を送って確認します。
- テスト用の電話番号がLINEの登録番号と一致していることを確認します
- テスト用のLINEアカウントで通知メッセージの受信を許可し、送信元をブロックしていないことを確認します
- ワークフローやFlowの対象をテスト用の顧客に限定します
- 自動送信メッセージを 「利用中」 にし、設定したトリガーをテストします
- 実機で本文・差し込み値・ボタンの遷移先を確認します
- 結果を確認してから、運用対象と送信タイミングを設定します
テンプレートタイプは、自動送信メッセージの 「配信確認」 からもテストできます。送信元アカウントのテスト送信先として登録した友だちを選び、対象顧客に電話番号を登録してください。外部サービスから渡す変数や友だち追加前の宛先は、HubSpot/Klaviyo側からもテストします。
受信時にLINEからSMS認証の案内が届く場合は、その案内に従って認証を完了します。認証の要否と手順はLINE通知メッセージ受信時のフローで確認できます。
結果と未達時の確認方法
送信処理が成功しても、相手への到達が完了したとは限りません。
HubSpot/Klaviyoから送った通知は、自動送信メッセージ詳細の 「受信者」 で送信日時・到達日時を確認できます。友だち追加前の相手には 「通知送信先」 と表示されます。テンプレートタイプの開封は計測できません。CTAボタンのクリックは、トラッキングを有効にした場合に確認できます。Lumoのワークフローから送った場合は、ワークフローの実行履歴も確認してください。
| 状況 | 確認すること |
|---|---|
| テンプレートを選べない | Enterpriseプランか、地域と検索条件が正しいか、Lumoで対応しているテンプレートか |
| 保存できない | 強調アイテムが15文字以内か、通知以外のメッセージが混在していないか |
| 差し込み値が空欄になる | 送信元のデータと変数名が合っているか。そのトリガーで取得できる情報か |
| 送信されない | 自動送信メッセージの状態、トリガー条件、利用承認済みの送信元、電話番号の有無・形式 |
| 成功表示でも届かない | LINE登録番号との一致、受信設定、ブロック、SMS認証の状態 |
| 開封日時が空欄 | テンプレートタイプでは正常な状態です。到達とクリックで確認します |
LINE側の受信条件や、成功応答と配信完了の違いはLINE通知メッセージAPIの技術仕様で確認できます。未達の理由を確認せず、同じ通知を繰り返し送らないでください。
解決しない場合は、問い合わせ先へLumo ID、送信元アカウント、通知名、送信日時、利用したワークフローやFlow、エラー表示をお知らせください。