商品カードは、ストアの商品を商品画像・商品名・ボタン付きのカード形式で配信するメッセージです。どの商品を載せるか(データソース)を「商品フィードから自動で選ぶ」「配信のきっかけになった商品を載せる」「手動で作る」から選べます。以前の「EC商品カルーセル」はこの商品カードに統合されました。この記事では、エージェントに任せて作る方法と、自分で作る手順を説明します。
商品カードとは
商品カードは、商品を複数のカードにまとめて横スクロールで見せるカードタイプメッセージです。
各カードには商品画像・商品名・価格・アクションボタンが自動で配置され、タップするとお客さまを商品ページへ誘導できます。商品の選定はデータソース(商品フィードやトリガー)が配信のたびに自動で行うため、商品を1点ずつ手で登録する必要はありません。
商品カードは次の場所で使えます。
| 使う場所 | 用途 |
|---|---|
| メッセージ配信 | 「売れ筋商品をセグメントに一斉配信する」などのキャンペーン配信 |
| 自動送信メッセージ | ワークフローやKlaviyo Flowから呼び出す自動配信(カゴ落ちフォローなど) |
データソースの種類
商品カードの「どの商品を載せるか」は、データソースで決まります。データソースは3種類です。
| データソース | 掲載される商品 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 「商品フィードから(自動)」 | 商品フィードの条件(売れ筋・新着・セール・絞り込みなど)に合う商品を配信のたびに自動で選びます | キャンペーンの一斉配信 |
| 「トリガーの商品」 | ワークフローやKlaviyo Flowのきっかけになった商品(カゴ落ち・再入荷など)を載せます | 自動送信メッセージ専用 |
| 「手動で作成」 | カードの画像や文言を1枚ずつ自分で設定します | 固定の内容を見せたいとき |
商品フィードは「配信時に商品を自動で選ぶ条件」に名前を付けて保存し、複数の配信から使い回せる仕組みです。作り方は別記事「商品フィードの作成方法」をご覧ください。
エージェントに任せて作る
最も手軽な作り方は、マーケティングエージェントに目標を伝えることです。
「売れ筋商品をLINEで配信したい」「カゴ落ちのお客さまに商品付きのリマインドを送りたい」のように相談すると、エージェントが商品の選び方から文面、配信対象までを組み立てて提案します。
- エージェントにやりたいことを伝える(例:「人気商品4つをVIP顧客に配信したい」)
- エージェントが提案した内容を確認する
- 内容でよければ承認の選択で 「実行する」 を、修正したいときは 「やめておく」 を選んで指示し直す
細部を自分で調整したい場合は、次に説明する手順で手動でも作成・編集できます。
この機能を使うための条件
商品カードを作成するには、次の状態になっている必要があります。
- Lumoにログインしていること
- LINE公式アカウントが接続されていること
- 商品フィードを使う場合は、ShopifyストアにLumoアプリをインストールし、商品データが同期されていること
商品カードを作成する
商品カードは、カードタイプメッセージの作成画面でカードタイプに 「商品」 を選んで作成します。
- メニューの 「メッセージ配信」 から 「カードタイプメッセージ」 を開き、作成を開始します
- カードタイプで 「商品」 を選びます
- 「データソース」 で商品の選び方を選びます
- 「商品フィードから(自動)」 を選んだ場合は、使用する商品フィードを選択します。 「新しいフィードを作成」 からその場でフィードを作ることもできます
- 「トリガーの商品」 を選んだ場合は、用途に合うテンプレート(カゴ落ちフォローなど)を選びます
- 「手動で作成」 を選んだ場合は、カードの画像・見出し・ボタンを1枚ずつ設定します
- タイトルや本文などのコンテンツを調整し、保存します
保存した商品カードは、メッセージ配信や自動送信メッセージから何度でも呼び出せます。
配信・自動送信メッセージで使う
メッセージ配信や自動送信メッセージでは、メッセージの種類に 「カードタイプメッセージ」 を選び、作成済みの商品カードを指定します。
- 配信の作成画面で 「メッセージを追加」 をクリックします
- メッセージの種類から 「カードタイプメッセージ」 を選びます
- 一覧から商品カードを選びます。 「新しい商品カードを作成」 をクリックすると、配信画面から離れずにその場で商品カードを作れます
「トリガーの商品」 を使う商品カードは、配信のきっかけ(イベント)から商品を取得するため、自動送信メッセージでのみ使えます。メッセージ配信では選択できません。
コンテンツを調整する
商品フィード・トリガーの商品カードでは、カードの文面や見た目をコンテンツの設定で調整します。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 「タイトル」 | カードに表示する見出しです |
| 「本文」 | カードに表示する説明文です |
| 「ボタン文言」 | カードのボタンに表示する文言です |
| 「代替テキスト」 | プッシュ通知やトーク一覧に表示されるテキストです |
| 「最大商品数」 | カルーセルに並べる商品の最大数です |
| 「価格を表示」 | カードに価格を表示するかを切り替えます。ブランディング訴求などで価格を見せたくない配信ではオフにします |
| 「ボタンの色」 | カードのボタンの色です |
| 「フォールバック商品(手動選択)」 | 商品を取得できないときに代わりに表示する商品を、商品名の検索で指定します |
商品変数を使う
タイトル・本文・ボタン文言には、商品ごとの情報を差し込む変数を使えます。利用できる変数は {{ product_title }}(商品名)、{{ price }}(価格)、{{ quantity }}(数量)、{{ inventory_quantity }}(在庫数)です。たとえばタイトルを「{{ product_title }}が気になっていませんか?」とすると、カードごとにその商品の名前が入ります。
以前のEC商品カルーセルからの変更点
以前の「EC商品カルーセル」は、商品カード(カードタイプメッセージの「商品」)に統合されました。
- 新しく商品メッセージを作るときは、カードタイプメッセージの 「商品」 から作成します。メッセージの種類に「EC商品カルーセル」は表示されなくなりました
- 作成済みのEC商品カルーセルを含む配信・自動送信メッセージは、そのまま配信・編集できます
- 以前の「売れ筋商品」「新着商品」「セール商品」テンプレートに相当する商品の選び方は、商品フィード(売れ筋・新着・セール)で設定します
「売れ筋」を使うときの注意
売れ筋は売上実績をもとに商品を選ぶため、売上のない商品は表示されません。
オープン直後など売上データがまだ少ないストアでは、表示できる商品がないことがあります。その場合は商品フィードのフォールバック設定、またはカードの 「フォールバック商品(手動選択)」 で指定した商品が代わりに表示されます。ローンチ直後は「新着」のフィードまたはフォールバック商品を使い、売上データが貯まってから「売れ筋」に切り替える運用がおすすめです。
テスト送信で確認する
配信前にテスト送信で、実機での表示を確認するのがおすすめです。
メッセージ配信のテスト送信を使うと、自分のLINEにカード形式のメッセージが届きます。商品画像・タイトル・ボタンが意図どおりに表示されるか、ボタンから商品ページに移動できるかを確認してから配信してください。
うまくいかないときは
商品カードでよくある問題と対処方法は次のとおりです。
| 症状 | 確認するポイント |
|---|---|
| 商品が表示されない・テキストだけ届く | 売れ筋のフィードは売上実績のある商品だけを表示します。売上データが少ないストアでは「新着」のフィードか 「フォールバック商品(手動選択)」 をご利用ください |
| 商品フィードで商品が取得できない | ShopifyストアにLumoアプリがインストールされ、商品データが同期されているか確認してください |
| メッセージ配信で商品カードを選べない | 「トリガーの商品」 を使う商品カードは自動送信メッセージ専用です。メッセージ配信では商品フィードか手動のカードをご利用ください |
| カードの一部の商品だけ表示されない | 商品ページのURLや商品画像が取得できない商品は、カードから除外されることがあります。ストア側の商品情報を確認してください |
| ボタンの文言が長すぎて切れる | ボタン文言は表示幅に収まる長さに調整してください。長い文言は途中で省略されます |