この記事では、Lumoのセグメントの概要と活用方法を説明します。
セグメントとは
セグメントは、設定した条件に合う友だちを自動でまとめる機能です。「購入回数が3回以上」「友だち追加から7日以内」のような条件を決めておくと、合致する友だちが自動で集まり、メッセージ配信のターゲットとして使えます。
条件に合う友だちは常に最新の状態に保たれるため、一度作ったセグメントはくり返し配信に使えます。
エージェントに任せる
「だれに送るか」をエージェントに任せると、目標に合わせたセグメントを提案・設定してくれます。自分で条件を組む前に、まずエージェントに相談するのがおすすめです。
おまかせモードや相談モードで、たとえば次のように伝えます。
- 「最近購入していない友だちにカムバック施策を送りたい」
- 「新しく友だちになった人にオンボーディングを送りたい」
- 「リピーターだけに限定クーポンを配りたい」
エージェントは目標に合うセグメントの条件を組み立て、対象人数の見込みとあわせて提案します。内容を確認して 「実行する」 を選べばセグメントが作られ、そのまま配信の準備に進みます。提案が目的と合わなければ 「やめておく」 を選び、条件を伝え直せます。
自分で条件を細かく決めたい場合は、セグメント一覧から手動でも作成できます。
タグとセグメントの違い
似た役割に見える言葉のため、最初に違いを整理します。混同すると配信先の指定を間違えやすくなります。
| 名称 | 役割 | 主な使いどころ |
|---|---|---|
| 友だちのタグ | 友だちに付ける目印 | 「VIP」「セミナー参加」など、友だちを手動・自動で分類する |
| セグメント | 条件に合う友だちの集まり | メッセージ配信の配信先を絞り込む |
セグメントの条件には友だちのタグを使えます。たとえば「タグ『VIP』が付いている友だち」というセグメントを作れます。タグはチャット(受信トレイ)からも付け外しでき、どの画面で付けても同じタグとして条件に使えます。
セグメントでできること
セグメントを使うと、配信先をきめ細かく絞り込めます。
- 特定の条件に合う友だちだけに、ターゲットを絞ったメッセージを配信する
- 友だちのタグや友だち追加日をもとに友だちを分類する
- Shopify連携データ(購入回数、最終購入からの日数、Shopifyタグなど)をもとに分類する
- HubSpot連携データ(ライフサイクルステージ、リードステータスなどのプロパティ)をもとに分類する
- Klaviyo連携データ(リスト、プロパティなど)をもとに分類する
- 複数の条件をAND(すべて一致)とOR(いずれか一致)で組み合わせて絞り込む
セグメント一覧画面
セグメント一覧画面では、作成済みのセグメントを管理できます。LINE公式アカウントの 「アカウント」 メニューから開きます。
| 表示項目 | 説明 |
|---|---|
| 名前 | セグメントの名前です。クリックすると編集画面が開きます |
| 友だち数 | 条件に合う友だちの人数です |
| 使用状況 | そのセグメントが配信などで使われているかを示します |
| 最終更新 | セグメントが最後に更新された日時です |
各セグメントには 「メッセージ配信を作成」 があり、そのセグメントを配信先にしたメッセージ配信をすぐに作れます。
セグメントが増えてきたら 「フォルダーを作成」 で整理できます。
条件の種類
セグメントの条件は、連携状況に応じて複数のカテゴリーから選べます。連携していない外部サービスの条件は表示されません。
LINE・タグの条件
| 条件 | 説明 |
|---|---|
| LINE友だち追加日 | 友だちが追加された日付で絞り込みます。期間内、特定の日付より前・後などを指定できます |
| タグ | 特定の友だちのタグが付いている/付いていない友だちを絞り込みます |
Shopify連携の条件
| 条件 | 説明 |
|---|---|
| Shopify ID連携 | Shopifyの顧客IDと連携済みか未連携かで絞り込みます |
| Shopifyタグ | Shopifyの顧客タグで絞り込みます。複数のタグから選べます |
| 購入回数 | Shopifyでの購入回数で絞り込みます。回数の範囲指定や比較が使えます |
| 最終購入からの日数 | 最後に購入してからの経過日数で絞り込みます |
| カゴ落ち | カートに商品を入れたまま購入していない友だちを絞り込みます。カゴ落ちからの経過時間(時間単位)でも絞り込めます |
HubSpot連携の条件
| 条件 | 説明 |
|---|---|
| HubSpot ID連携 | HubSpotのコンタクトIDと連携済みか未連携かで絞り込みます |
| HubSpotセグメント | HubSpot側のセグメントに所属しているかどうかで絞り込みます |
| HubSpotプロパティ | HubSpotのコンタクトプロパティ(メールアドレス、会社名、ライフサイクルステージ、リードステータスなど)で絞り込みます |
Klaviyo連携の条件
| 条件 | 説明 |
|---|---|
| Klaviyo ID連携 | Klaviyoのプロフィールと連携済みか未連携かで絞り込みます |
| Klaviyoリスト | Klaviyoのリストに所属しているかどうかで絞り込みます |
| Klaviyoプロパティ | Klaviyoのプロパティで絞り込みます |
条件の組み合わせ方
複数の条件は「絞り込み条件」というグループにまとめ、グループを重ねて柔軟に組み合わせます。グループ内とグループ間で結合のしかたが異なります。
- グループ内の条件: AND(すべて一致)で結合されます。1つのグループに 「プロパティの追加(AND)」 で条件を足します
- グループ間: OR(いずれか一致)で結合されます。「別の条件を追加(OR)」 でグループを足します
たとえば、次のような絞り込みができます。
- 絞り込み条件1: Shopify ID連携済み かつ 購入回数5回以上
- OR
- 絞り込み条件2: HubSpot ID連携済み かつ ライフサイクルステージが「顧客」
この場合、絞り込み条件1または絞り込み条件2のいずれかに合致する友だちが対象になります。
対象人数のプレビュー
セグメントの編集画面では、右側に 「セグメントプレビュー」 が表示され、設定中の条件と対象人数を確認できます。配信前に「だれに、何人に届くか」を把握できます。
- 現在の条件: 設定中の条件の概要が表示されます
- 条件に合う友だち合計: 条件に合致する人数が表示されます
- 友だちリスト: プレビューは10人まで表示されます
条件を変えたら 「セグメントを保存」 で保存すると対象者が計算され、最新の人数がプレビューに反映されます。
自分で作成する手順
エージェントに任せず手動で作る場合は、セグメント一覧から作成します。条件を組み立てて保存するだけで、対象の友だちが自動で集まります。
- セグメント一覧画面で 「セグメントを作成」 を選びます
- 「名前」 にセグメントの名前を入力します
- 「絞り込み条件」 で対象にしたい条件を選び、値を設定します
- 条件を増やす場合は 「プロパティの追加(AND)」 で同じグループに追加するか、「別の条件を追加(OR)」 で別グループを追加します
- 右側の 「セグメントプレビュー」 で対象人数を確認します
- 「セグメントを保存」 を選びます
保存後は、一覧の 「メッセージ配信を作成」 からそのまま配信を作れます。
よくある活用パターン
セグメントは、目的に合わせた配信を作るときに役立ちます。代表的な使い方を紹介します。
| 目的 | セグメントの条件 | 配信例 |
|---|---|---|
| リピーター向け配信 | Shopifyの購入回数が3回以上 | リピーター限定の特典を配信 |
| 休眠顧客の掘り起こし | 最終購入からの日数が90日以上 | カムバックキャンペーンを配信 |
| カゴ落ちフォローアップ | カゴ落ちがある友だち | カートに残っている商品をリマインド |
| HubSpot施策との連動 | HubSpotの特定セグメントに所属 | 営業フォローアップのメッセージを配信 |
| 新規友だちのオンボーディング | LINE友だち追加日が7日以内 | 使い方ガイドやチュートリアルを配信 |
どの施策も、目標をエージェントに伝えれば条件の提案から配信準備までまとめて任せられます。