ClaudeやChatGPTなどのAIアプリをLumoに接続すると、AIアプリとの会話の中でLINE公式アカウントの状況や配信の結果を見たり、配信の下書きを作ったりできます。AIアプリは読み取りと下書きまでを担い、配信を送るのは人がLumoで行います。この記事では、できること、接続のしかた、最初に試す依頼の例を説明します。
この機能はベータ版です。内容は予告なく変わることがあります。
AIアプリからできること
AIアプリは、接続したワークスペースのデータを見て答え、配信の下書きまで作れます。メッセージを送ることはありません。
| できること | 例 |
|---|---|
| アカウントの状況を見る | ワークスペース名、LINE公式アカウントごとの友だちの数、今月の送信数、連携している外部サービス、セットアップの進み具合 |
| 配信の結果を見る | 期間内の配信の一覧と、送信数・配信数・開封数・クリック数 |
| 配信の内容を見る | 1つの配信のメッセージ本文、配信先、配信ごとの結果 |
| 友だちの推移を見る | 日ごとの友だちの数と増減(最大92日分) |
| 友だちを調べる | LINEの友だちが、連携しているHubSpot・Shopify・Klaviyoのどの顧客かと、友だちになった経路 |
| 配信先の一覧を見る | 配信先に選べるセグメントと、Lumoに同期しているKlaviyoのセグメント・リスト |
| 配信の下書きを作る | テキストメッセージと配信先を指定した下書き。送信も予約もしません |
AIアプリにできないこと:
- メッセージを送ること、配信を予約すること
- 1対1のチャットの履歴を見ること
- 友だちのメールアドレスと電話番号を見ること
使うための条件
接続を許可できるのは、ワークスペースの管理者です。プランは問いません。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 権限 | ワークスペースの管理者(APIキーを発行できるメンバーと同じ) |
| プラン | すべてのプランで使えます |
| ワークスペース | IP制限を有効にしているワークスペースでは使えません(AIアプリはAIアプリのサーバーからLumoにアクセスするため) |
| AIアプリ | リモートのMCPサーバーにOAuthで接続できるアプリ(Claude、ChatGPTなど) |
ベータ期間中は、使えるワークスペースを順次広げています。接続の許可画面でワークスペースに「このワークスペースではまだ使えません」と出る場合は、サポートまでお問い合わせください。
Claudeで接続する
Claudeでは、カスタムコネクタとしてLumoを追加します。追加したコネクタは、Webのclaude.ai、デスクトップアプリ、モバイルアプリで共通に使えます。
接続先のURL:
https://mcp.lumo.cx/mcp
- Claudeの設定で「コネクタ」(Connectors)を開き、「カスタムコネクタを追加」(Add custom connector)を選びます
- 名前に「Lumo」、URLに
https://mcp.lumo.cx/mcpを入れて進みます - 認証は「今すぐサインイン」を選びます。OAuthクライアントの設定は空のままで構いません
- Lumoのログイン画面が開きます。管理者のアカウントでログインします
- 「Lumoへの接続」の画面で、できることを確認し、接続するワークスペースを選んで「許可する」を押します
- Claudeに戻ると、接続は完了です
Claude Codeから接続する場合は、ターミナルで次のコマンドを実行し、/mcpでサインインします。
claude mcp add --transport http lumo https://mcp.lumo.cx/mcp
Team・Enterpriseプランの組織では、組織の管理者が組織の設定からコネクタを追加したあとに、各メンバーが自分のワークスペースで接続します。
ChatGPTで接続する
ChatGPTでは、開発者モード(Developer mode)を有効にしてから、コネクタとしてLumoを追加します。開発者モードが使えるプランが対象です。
- ChatGPTの設定で「コネクタ」(Connectors)を開き、「詳細設定」(Advanced)の中の「開発者モード」(Developer mode)をオンにします
- コネクタの作成で、名前に「Lumo」、MCPサーバーのURLに
https://mcp.lumo.cx/mcpを入れ、認証に「OAuth」を選びます - 作成すると、Lumoのログイン画面が開きます。管理者のアカウントでログインします
- 「Lumoへの接続」の画面で、接続するワークスペースを選んで「許可する」を押します
- 会話で使うときは、入力欄の「+」から開発者モードを開き、Lumoのコネクタを選びます
ChatGPTは、Lumoを呼び出す前に確認を求めることがあります。内容を見て進めます。
最初に試す依頼の例
接続したら、まずアカウントの状況を聞くのが近道です。AIアプリがワークスペースとLINE公式アカウントの構成を知り、続く依頼に正しく答えられるようになります。
そのまま貼って使える依頼の例:
- 「LumoでLINE公式アカウントの状況を教えて。友だちの数と、今月の送信数、連携しているサービスをまとめて」
- 「直近30日の配信の結果を一覧にして。開封数とクリック数が多かった配信はどれ?」
- 「配信先に選べるセグメントとリストを見せて」
- 「過去3か月の友だちの推移を見て、増えた週と減った週を教えて」
- 「〇〇のセグメント宛てに、新作のお知らせの配信の下書きを作って。本文は200文字くらいで、絵文字は少なめに」
複数のLINE公式アカウントがあるワークスペースでは、どのアカウントの話かを依頼に含めると、聞き返しが減ります。
配信の下書きから送信まで
AIアプリが作るのは下書きまでで、確認と送信はLumoで行います。
- AIアプリに、本文と配信先を伝えて下書きを頼みます。配信先は、セグメントの名前か、配信先の一覧にあるKlaviyoのセグメント・リストで指定します。すべての友だちに送る場合は、その旨をはっきり伝えます
- AIアプリは下書きを保存し、Lumoで開くためのリンクを返します
- リンクを開き、「メッセージ配信」の画面で本文と配信先を確認します。画像やボタンを足すなど、仕上げはLumoで行います
- 配信するか、日時を指定して予約します
下書きの本文に「[リンク]」のような仮の文字が残らないよう、URLは依頼のときに伝えます。同じ依頼を繰り返すと下書きが増えるので、作り直す場合はLumoで古い下書きを削除します。
扱うデータと安全性
AIアプリに渡るのは、接続を許可したワークスペースのデータだけです。許可の画面に書いてある範囲(配信の内容と結果、配信先、友だちの情報、アカウントの状況)に限ります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 渡るデータ | 配信の本文と結果、配信先、友だちの数と推移、友だちの表示名と連携先のID、アカウントの状況 |
| 渡らないデータ | メールアドレス、電話番号、1対1のチャットの履歴、他のワークスペースのデータ |
| 書き込み | 配信の下書きの作成だけ。送信・予約・設定の変更はできません |
| 許可できる人 | ワークスペースの管理者 |
AIアプリに渡したデータの扱いは、そのAIアプリの利用規約と設定に従います。会話の内容をAIの学習に使うかどうかは、AIアプリ側の設定で管理します。
接続をやめるときは、AIアプリの側でLumoのコネクタを削除します。削除したアプリからは、Lumoのデータにアクセスできなくなります。
ベータ版の注意
ベータ版のため、できることや応答の形は予告なく変わることがあります。
- 1つのワークスペースから呼び出せるのは、1分間に60回までです。超えると、AIアプリに「少し待ってから」と返します
- AIアプリの答えは、Lumoのデータをもとに、AIアプリが文章にしたものです。数字を根拠に判断する場合は、Lumoの画面でも確認します
- 気づいた点や要望は、サポートまでお知らせください。今後の改善に反映します
うまくいかないときは
接続や利用でつまずいたときは、次の表で対処を確認します。
| 症状 | 原因と対処 |
|---|---|
| 許可の画面でワークスペースを選べない | そのワークスペースの管理者ではない、IP制限を有効にしている、またはベータの対象にまだ入っていないワークスペースです。管理者に依頼するか、サポートまでお問い合わせください |
| 「許可できるワークスペースがありません」と出る | ログインしたアカウントが、どのワークスペースにも管理者として参加していません。管理者のアカウントでログインし直します |
| 「接続の手続きの期限が切れました」と出る | 許可の画面を開いたまま時間が経ちました。AIアプリから、もう一度接続します |
| AIアプリが「少し待ってから」と答える | 1分間の呼び出しの上限に達しています。1分ほど待ってから、もう一度依頼します |
| Klaviyoのセグメントが配信先の一覧にない | Lumoへの同期がまだです。Klaviyoで作ったばかりのセグメントは、次の同期のあとに一覧に出ます |
| 配信の下書きが作られない | 配信先の名前が見つからないか、同じ名前のセグメントが複数あります。配信先の一覧を見せてもらい、名前を正確に伝えます |