メッセージ配信は、友だちやセグメントにLINEメッセージを一斉に送る機能です。概要と、エージェントに任せて配信を進める方法を説明します。
メッセージ配信とは
メッセージ配信は、接続したLINE公式アカウントの友だちにメッセージを一斉送信する機能です。テキストや画像、リッチメッセージなど複数のメッセージタイプを組み合わせ、1回の配信としてまとめて届けられます。
Lumoでは、メッセージ配信をマーケティングエージェントに任せられます。あなたは「誰に・いつ・何を届けたいか」という目標を伝え、最後に内容を承認するだけです。配信先の絞り込みや文面の準備、スケジュール設定はエージェントが行います。自分で1つずつ設定したい場合は、配信を手動で作成することもできます。
エージェントに配信を任せる
配信の目標を伝えれば、エージェントが配信案を組み立てて提案します。あなたは内容を確認し、問題なければ承認するだけで配信が進みます。
エージェントへの伝え方の例は以下のとおりです。
- 「新商品のセール告知を、購入履歴があるお客様に今週末に送りたい」
- 「友だち全員に、今月のキャンペーン案内を画像つきで配信して」
- 「先月よく開封されたメッセージに近い内容で、もう一度配信を作って」
エージェントは目標に合わせて配信先のセグメントやメッセージ内容を準備し、提案として提示します。提案に対しては 「実行する」 で承認、「やめておく」 で見送りを選べます。実行を選ぶと配信または配信予約が進みます。
会話モードは目的に応じて選べます。エージェントに準備から提案までを任せたいときは おまかせ、たたき台や下書きを優先したいときは 作成、進め方を一緒に考えたいときは 相談 を使います。
自分で配信を作成する
細かく自分で設定したい場合は、配信を手動で作成できます。メッセージ配信の画面で 「配信を作成」 から、配信名・配信元・メッセージ・配信先・配信タイミングを設定します。
手動作成では次のことができます。
- すべての友だち、またはセグメントを組み合わせて配信先を指定する
- 配信先と除外対象を指定し、想定配信人数を事前に確認する
- LINEオーディエンスで性別・年齢・OS・地域などの属性条件をさらに絞り込む
- 1回の配信で最大5つのメッセージを組み合わせる
- 送信者をLINE公式アカウントまたは特定のユーザーから選ぶ
- 今すぐ配信、または指定の日時に配信する
- 曜日を指定して繰り返し配信する
- A/Bテストで2つのパターンを比較する
- 配信前にテスト送信で内容を確認する
- 配信結果(到達率・開封率・クリック率)を確認する
- 配信テンプレートとして保存して再利用する
- フォルダーで配信を整理する
メッセージ配信の構成要素
1件の配信は、配信元・メッセージ・配信先・配信タイミングを軸に構成されます。各要素の役割は次のとおりです。
| 要素 | 説明 |
|---|---|
| 配信名 | 配信を識別するための管理用の名前です |
| 配信元 | 配信に使うLINE公式アカウントを選びます |
| 送信者 | LINE公式アカウント名義、または特定のユーザーを送信者にします |
| メッセージ | 配信する内容です。最大5つまで追加できます |
| 配信先 | メッセージを届ける対象を選びます |
| LINEオーディエンス | 性別・年齢・OSなどの属性条件で配信先をさらに絞り込みます(任意) |
| 配信タイミング | 今すぐ配信、指定の日時に配信、繰り返し配信から選びます |
| フォルダー | 配信を整理するためのフォルダーです(任意) |
配信先の指定
配信先は、すべての友だちか、条件で絞り込んだセグメントから選びます。除外対象も指定できます。
| 配信先 | 説明 |
|---|---|
| すべての友だち | 接続したLINE公式アカウントの全友だちに届けます |
| セグメント | 条件で絞り込んだ友だちのグループに届けます。複数のセグメントを組み合わせられます |
配信先と除外対象の両方を指定した場合、配信先から除外対象を差し引いた友だちに届きます。同じセグメントを配信先と除外対象の両方に指定したときは、除外が優先されます。配信前には想定配信人数のプレビューを確認できます。
配信先に使うセグメントは「友だちのタグ」や属性などの条件で作る、配信対象の絞り込み条件です。友だち1人ずつに付ける「友だちのタグ」とは別の概念です。これらの違いはタグ・セグメントの記事で説明しています。
対応するメッセージタイプ
配信には、テキストから構造化されたカードまで、複数のメッセージタイプを使えます。1回の配信内で組み合わせて送れます。
| メッセージタイプ | 説明 |
|---|---|
| テキスト | プレーンテキストのメッセージです。絵文字も使えます |
| スタンプ | LINEスタンプを送ります |
| 画像 | アップロードした画像ファイルを送ります |
| 動画 | アップロードした動画ファイルを送ります |
| リッチメッセージ | 画像にタップ可能なエリアを配置したメッセージです |
| リッチビデオメッセージ | 動画とサムネイル画像を組み合わせたメッセージです |
| カードタイプメッセージ | 商品カードや画像ギャラリー、ボタンなどを並べた構造化メッセージです |
| Flexメッセージ | レイアウトを自由にカスタマイズできるメッセージです |
| JSON | 内容を直接記述してメッセージを作成します |
送信者の選択
配信の送信者は、LINE公式アカウント名義か、特定のユーザー名義かを選べます。初期設定はLINE公式アカウントです。
| 送信者 | 説明 |
|---|---|
| LINE公式アカウント | LINE公式アカウント名義で送ります(初期設定) |
| ユーザーを指定 | ワークスペースの特定のユーザーを送信者にします |
LINEオーディエンスで属性から絞り込む
LINEオーディエンスを使うと、LINEプラットフォームの属性データをもとに配信先をさらに絞り込めます。利用するには、送信対象が一定人数以上いる必要があります。
| フィルター | 説明 |
|---|---|
| 性別 | 男性、女性で絞り込みます |
| 年齢 | 年齢範囲で絞り込みます |
| OS | iOS、Androidで絞り込みます |
| 地域 | 都道府県や地域で絞り込みます |
| 友だち期間 | 友だち追加からの経過期間で絞り込みます |
| オーディエンス | LINEプラットフォームで作成したオーディエンスを指定します |
LINEオーディエンスを使う場合、実際の配信人数はLINE側で確定されるため、想定配信人数とは異なることがあります。
A/Bテストで比較する
A/Bテストは、2つのパターンを同時に配信して、より効果的なメッセージを見極める機能です。配信の編集画面で 「その他操作」 から 「A/Bテストを作成」 を選んで始めます。
パターンA(メイン)とパターンB(サブ)を作り、それぞれのメッセージ内容を設定します。配信先やスケジュールなどの配信設定はパターンAの内容が適用され、パターンBでは名前とメッセージのみを編集します。
配信のステータス
配信は、準備状況や送信結果に応じて4つのステータスで管理されます。一覧画面のサイドメニューからステータスごとに絞り込めます。
| ステータス | 説明 |
|---|---|
| 下書き | 作成中の配信です。編集や削除ができます |
| スケジュール済 | 配信日時が設定され、送信を待っている状態です |
| 送信済 | 配信が完了した状態です。配信結果を確認できます |
| 要確認 | 配信処理で問題が起きた状態です。内容を確認してください |
よくある活用パターン
メッセージ配信は、告知から定期発信、パーソナライズまで幅広く使えます。代表的なパターンは次のとおりです。
- キャンペーン告知: セール情報や新商品の案内を、すべての友だちや特定のセグメントに一斉配信します
- 定期的な情報発信: 曜日を指定した繰り返し配信で、週次ニュースレターや営業日案内を継続して届けます
- セグメント別配信: 購入履歴や属性で絞り込んだセグメントに、相手に合わせたメッセージを届けます
- エージェントへの相談: 「どんな配信をすべきか」をエージェントに相談し、提案された配信案を承認して進めます
- テンプレート活用: よく使う配信内容を配信テンプレートとして保存し、次回以降の作成時間を短縮します