トラッキングコードやWebコンバージョン計測を自社サイトに設置すると、来訪者のブラウザから情報がLumoへ送信されます。この送信については、自社のプライバシーポリシーなどでの開示が必要になる場合があります。この記事では、開示文に記載する内容の考え方と、そのまま使える参考テンプレートを紹介します。
このテンプレートについて
このテンプレートは、開示文を作成する際の参考例であり、法的な助言ではありません。
Lumoのトラッキングコードは、来訪者のブラウザに保存された情報を外部(Lumo)へ送信します。日本の電気通信事業法の外部送信規律では、対象となる電気通信役務を提供する事業者が、利用者の端末から外部へ情報を送信させる場合に、その内容を通知するか、利用者が容易に知り得る状態に置くことを求めています。規律の適用の有無や必要な対応は、事業内容やサービスの性質によって異なります。
このテンプレートは一般的な記載例です。実際に掲載する前に、必ず自社の法務担当者や専門家に内容を確認してください。掲載する文面の最終的な責任は、サイトを運営する各社にあります。
なぜ開示が必要か
トラッキングコードは、来訪者のブラウザに保存された情報をLumoへ送信するため、その事実と目的を利用者に知らせることが求められます。
トラッキングコードとWebコンバージョン計測は、LINE配信の効果を測るために、来訪者のブラウザから情報を送信します。利用者からは何が送られているかが見えないため、送信される情報の内容・送信先・利用目的を、プライバシーポリシーなどで分かりやすく示すことが望ましいとされています。
すでにトラッキングツールの開示を行っているサイトでは、その記載にLumoの分を追加する形で対応できます。新しく計測を導入するサイトでは、この機会に開示文を整備してください。
送信される情報と利用目的
Lumoのトラッキングコードから送信されるのは、来訪者を識別するための情報と、成果(コンバージョン)に関する情報です。
| 送信される情報 | 内容 | 主な利用目的 |
|---|---|---|
| LINEの識別子 | LINE経由で来訪した友だちを識別するためのID。ブラウザに保存され、送信されます | 来訪者の識別、LINE配信の効果測定 |
| コンバージョン情報 | 購入・予約などの成果の種別、金額、通貨、注文番号など | 成果の記録、LINEの売上・成果への貢献の分析 |
| メールアドレス | emailを送信する設定にしている場合のみ。来訪者の識別・照合に利用します |
別のブラウザ・端末での成果の照合。復元できない形に変換して保管されます |
メールアドレスは、lumo.conversion()でemailを渡す設定にしている場合にのみ送信されます。渡していない場合は、開示文からメールアドレスの記載を外してかまいません。
プライバシーポリシーに記載する文例
以下は、プライバシーポリシーや「外部送信ポリシー」などに記載する文例です。自社の状況(実際に送信している情報・掲載場所)に合わせて調整してからご利用ください。
【外部送信される情報について】
当サイトでは、LINEを通じたご案内の効果測定のために、
「Lumo」の計測タグを利用しています。
これにより、お客様のブラウザから以下の情報が、
Lumo(提供事業者:リトルヘルプ・エージェンシー合同会社)へ送信されます。
・LINEの識別子
(LINE経由でご来訪いただいたお客様を識別するためのIDです)
・コンバージョン情報
(購入・予約などの成果の種別、金額、通貨、注文番号などです)
・メールアドレス
(お客様の識別・照合のために利用し、
復元できない形に変換して保管されます)
【利用目的】
・LINEを通じたご案内の効果測定(成果や売上への貢献の分析)
・お客様の識別による、より適切なご案内の提供
外部送信される情報の詳細や、Lumoでの取り扱いについては、
Lumoの提供事業者が定めるプライバシーポリシーをご確認ください。
メールアドレスを送信していない場合は、メールアドレスに関する行を削除してください。すでに他のトラッキングツールの開示を行っている場合は、その記載に上記の内容を追加します。
記載するときのポイント
開示文を掲載する前に、自社の状況に合わせていくつかの点を確認します。
- 送信している情報に合わせる:
emailを渡していない場合はメールアドレスの記載を外すなど、実際に送信している情報だけを記載します - 掲載場所を決める: プライバシーポリシー内、または独立した「外部送信ポリシー」のページなど、利用者が確認しやすい場所に掲載します
- 法務の確認を受ける: 掲載前に、自社の法務担当者や専門家に文面を確認してもらいます。記載が必要な範囲は、サイトの内容や運用によって異なります
開示文の整備に迷うときは、まず自社ですでに掲載している他ツールの開示文を確認し、それにならってLumoの分を追加すると進めやすくなります。