リッチメニューは、LINEのトーク画面に常時表示されるメニューです。友だちをWebサイトや予約ページへ誘導したり、タップをきっかけにワークフローを起動したりと、よく使う導線をまとめて届けられます。
リッチメニューとは
リッチメニューは、LINEのトーク画面の下部に常時表示されるメニューです。画像を背景にした複数のボタンを配置でき、友だちがタップすると、URLへの遷移やテキストの送信、別のリッチメニューへの切り替えといったアクションが実行されます。
友だちの目に常に触れる場所にあるため、よく使う導線をまとめておくと、Webサイトへの誘導や問い合わせの起点として高い効果を発揮します。
エージェントに任せる
リッチメニューの企画から設定まで、マーケティングエージェントに任せられます。「新規の友だちが迷わないリッチメニューを作りたい」のように目標を伝えると、エージェントが構成案やボタンの配置を提案し、設定の下準備を進めます。
あなたが担うのは、目標を決めることと、エージェントの提案を確認して「実行する」か「やめておく」かを選ぶことです。提案された内容を確認しながら、必要な部分だけ自分で調整することもできます。
自分でゼロから組み立てたい場合は、リッチメニューの作成画面から手動で設定できます。詳しい手順は、リッチメニューの作成・適用方法の記事を参照してください。
リッチメニューでできること
リッチメニューを使うと、トーク画面から友だちを次の行動へ自然に導けます。
- Webサイトや予約ページなどへのリンクボタンをトーク画面に常時表示する
- ボタンのタップでテキストを送信し、ワークフローを起動する
- 複数のリッチメニューを用意し、ボタンのタップで切り替える
- セグメントや期間、曜日に応じて異なるリッチメニューを出し分ける
- 優先順位を設定し、複数のリッチメニューの適用順序を制御する
リッチメニューの構成要素
1つのリッチメニューは、次の要素から成り立っています。
| 要素 | 説明 |
|---|---|
| 名前 | リッチメニューを管理するための名前です |
| リッチメニュー画像 | メニュー全体の背景として表示される画像です。JPEG/PNG形式、最大1MBに対応しています |
| レイアウト | ボタンの配置パターンです。大サイズ(横2500px×縦1686px)と小サイズ(横2500px×縦843px)から選べます |
| アクションエリア | タップできる領域(ボタン)です。各エリアにアクションを設定します |
| メニューバーのテキスト | メニューを折りたたんだ状態で表示されるラベルです |
| 表示設定 | メニューを初期表示で開いた状態にするかどうかの設定です |
レイアウトの種類
リッチメニューには、大サイズ(横2500px×縦1686px)と小サイズ(横2500px×縦843px)の2系統があり、それぞれ複数のレイアウトが用意されています。グリッド分割、左右や上下の分割、全面1エリアなど、目的に合わせた配置パターンから選べます。
作成画面でレイアウトを選ぶと、プレビューでエリアの配置を確認できます。背景画像は、選んだレイアウトのサイズ(大サイズまたは小サイズ)に合わせて用意してください。サイズが合わない画像はアップロードできません。
アクションの種類
各アクションエリア(ボタン)には、タップしたときの動作を設定します。設定できるアクションは次のとおりです。
| アクション | 説明 |
|---|---|
| テキスト | タップすると、設定したテキストがトークに送信されます。ワークフローを起動するきっかけとして使えます |
| リンク | タップすると、指定したURLをブラウザで開きます |
| メニュー切り替え | タップすると、別のリッチメニューに切り替えます。ワークフローを起動するきっかけとしても使えます |
| ポストバック | タップを内部的なきっかけとして扱い、ワークフローを起動します |
各アクションには、起動するワークフローをあわせて設定できます。ワークフローと組み合わせると、ボタンのタップを起点に自動送信メッセージやタグ付けなどの処理をつなげられます。
出し分け(ターゲティング)
リッチメニューは、条件に応じて表示する相手やタイミングを切り替えられます。これにより、友だちのセグメントごとに最適なメニューを届けられます。
| 条件 | 説明 |
|---|---|
| セグメント | 指定したセグメントに所属する友だちにのみ表示します。複数のセグメントを指定でき、特定のセグメントを除外することもできます |
| 期間 | 開始日と終了日を設定し、その期間にのみ表示します |
| 曜日 | 指定した曜日にのみ表示します |
| 優先順位 | 数値が小さいほど優先度が高くなります。複数のリッチメニューの条件が重なった場合、優先度の高いメニューが表示されます |
ここでの「セグメント」は、友だちの絞り込み条件のことです。友だちに付けるタグとは別の概念のため、混同しないようご注意ください。出し分けの対象として指定できるのはセグメントです。
なお、含まれる友だちが非常に多いセグメントは、出し分けの対象に指定できない場合があります。
リッチメニュー一覧画面
リッチメニュー一覧画面では、作成済みのリッチメニューをまとめて管理できます。一覧には次の項目が表示されます。
| 表示項目 | 説明 |
|---|---|
| 優先順位 | メニューの優先順位です。数値が小さいほど優先されます |
| 名前 | リッチメニューの名前です。クリックすると編集画面が開きます |
| 画像 | 背景画像のプレビューです |
| 対象セグメント | 設定されているセグメントです |
| 期間 | 表示期間です |
| 状態 | 「利用中」 または 「停止」 です |
| 最終更新 | 最後に更新された日時です |
リッチメニューはフォルダーを作成して整理できます。複数のリッチメニューを選択して、まとめて複製・削除・フォルダー移動することも可能です。
設定した内容をLINEに反映するには、「その他の操作」 メニューから 「リッチメニューを更新」 を選びます。確認ダイアログで 「適用する」 を選ぶと、優先順位の設定に基づいてすべてのリッチメニューがLINEに反映されます。反映には時間がかかる場合があります。
状態の管理
リッチメニューには 「利用中」 と 「停止」 の2つの状態があり、LINEに反映されているかどうかを表します。
| 状態 | 説明 |
|---|---|
| 利用中 | LINEに反映されており、条件に合致する友だちに表示されます |
| 停止 | LINEに反映されておらず、友だちには表示されません |
よくある活用パターン
リッチメニューは、目的に合わせてさまざまな形で活用できます。代表的なパターンを紹介します。
- Webサイトへの誘導: 「商品一覧」「予約する」「アクセス」などのボタンを配置し、友だちをWebサイトへ誘導します
- 会員ランク別メニュー: 上位会員と一般会員でセグメントを分け、それぞれに異なるリッチメニューを表示します
- キャンペーン期間限定メニュー: 期間条件を設定し、キャンペーン中だけ特別なリッチメニューを表示します
- メニューの多階層化: 「もっと見る」ボタンで別のリッチメニューに切り替え、より多くの情報を届けます
ご利用にあたっての注意
リッチメニューを使うには、対象のLINE公式アカウントがLumoに接続されている必要があります。あわせて、ご契約のプランによってはリッチメニューを利用できない場合があります。利用できないときは、プランのアップグレードをご検討ください。