レポートは、見たい指標と分析軸を組み合わせて、配信・友だち・コンバージョンのデータを自分の視点で可視化する機能です。どの配信が効いたかを横断で比べたり、友だちの増減を経路別に追ったりできます。Shopify連携やWeb計測を使っていれば、LINE経由と判定できた売上・成果(LINE帰属)まで見られます。獲得経路ごとに友だちのその後のLTV(累計売上)を追うこともできます。日々の分析はマーケティングエージェントに任せられますが、特定の切り口を定点観測したいときは、自分でレポートを作って手元に残せます。
エージェントに分析を任せる
マーケティングエージェントは、GOALSの「分析・学習」を自分で担います。配信結果や友だちの動きを振り返って、気づきや次の打ち手を提案します。数字を読み解く作業は、まずエージェントに任せるのがおすすめです。
たとえば次のように相談できます。
- 「先週の配信の反応をまとめて」
- 「開封率が下がっている原因を調べて」
- 「今月の売上へのLINEの貢献を振り返って」
レポートづくり自体もエージェントに頼めます。「配信別の開封率ランキングをレポートにして」「友だちの増減を経路別にレポートにして」「LINEの売上貢献をレポートにして」のように伝えると、配信・友だち・コンバージョンのいずれのレポートも作成します。そのうえで「この切り口を定点観測したい」と思った数字を、自分のレポートとして残していくと効率的です。
保存したレポートには 「AIに分析させる」 ボタンがあります。押すと、エージェントがそのレポートの内容を読み込んだうえで、数字の背景や次の打ち手を提案します。手元のレポートを見ながら「これはどう読めばいい?」と相談したいときに便利です(レポートを保存すると使えるようになります)。
レポートとは
レポートは、データセット・指標・分析軸を組み合わせて作るカスタム分析画面です。作成したレポートはグラフやテーブルで見られ、レポート一覧からいつでも見返せます。
| 構成要素 | 役割 |
|---|---|
| データセット | 分析するデータの種類(友だち・配信・リッチメニュー・コンバージョン・獲得コホートの5つから選びます) |
| 指標 | 何を測りたいかを表す数値(開封率、クリック数など) |
| 分析軸 | データをどの基準で分けるか(日別、友だち追加経路など) |
| グラフの種類 | 棒グラフや折れ線グラフなど、見せ方の形式 |
| 表示する期間 | 集計の対象とする期間 |
データセットごとに、選べる指標と分析軸が変わります。目的に近いデータセットを選ぶのが、レポートづくりの出発点です。
レポート画面を開く
レポート画面は、ナビゲーションメニューの 「分析」 > 「レポート」 から開きます。レポート一覧には、作成済みのレポートが並びます。
一覧では次の情報を確認できます。
| 列 | 内容 |
|---|---|
| レポート名 | レポートの名前 |
| 説明 | レポートの概要 |
| 種類 | 選択したグラフの種類 |
| 最終更新 | 最後に更新した日時 |
一覧の 「レポートを作成」 から、新しいレポートを作り始めます。
レポートを作成する
レポートは、テンプレートを選ぶか、空白から設定して作成します。データセット・分析軸・指標を選ぶと、右側のプレビューに結果がその場で出ます。
テンプレートから作成する
「レポートを作成」 を押すと、テンプレートを選ぶ画面が開きます。よく使う切り口はテンプレートから始めると早く、ゼロから組み立てたいときは 「空白から作成」 を選びます。
| テンプレート | 内容 |
|---|---|
| 配信ランキング | 配信別の開封率・クリック率を横断比較します |
| リンククリック内訳 | メッセージ内リンク別のクリック数を集計します |
| 配信種別サマリ | 配信種別ごとの配信数・開封率・クリック率を比較します |
| ワークフローのパフォーマンス | ワークフロー・Flow・自動送信メッセージ別の開封率・クリック率を集計します |
| 配信ファネル | 配信の到達から開封・クリック・コンバージョンまでの通過率を分析します |
| 友だち獲得 | 獲得経路別の新規友だち数の推移を分析します |
| ブロック分析 | ブロック数と純増数の日次推移を分析します |
| リッチメニュー分析 | メニュー別・アクション別のクリック数とクリック率を集計します |
| LINE売上貢献 | 月別の売上とLINE帰属売上・貢献率を分析します(Shopify連携またはWeb計測タグが必要) |
| 獲得経路別LTV | 獲得経路別にコホート人数・購入者数・累計売上・平均LTVを分析します(Shopify連携またはWeb計測タグが必要) |
テンプレートを選ぶと、指標や分析軸があらかじめ設定された状態でビルダーが開きます。そのまま保存しても、内容を調整してから保存してもかまいません。
データセットを選ぶ
分析するデータの種類(データセット)を選びます。カードから選択でき、選んだデータセットによって使える指標と分析軸が変わります。
| データセット | 分析できること |
|---|---|
| 友だち | 友だちの増減や獲得経路を分析します |
| 配信 | 配信の到達・開封・クリックを分析します |
| リッチメニュー | リッチメニューのクリック効果をメニュー別・アクション別に集計します(リンクは正確値・テキストなど他のアクションタイプは推定値) |
| コンバージョン | 売上やコンバージョンとLINEの貢献を分析します(Shopify連携またはWeb計測タグが必要) |
| 獲得コホート | 友だちの獲得経路ごとに、その後の累計売上(LTV)を分析します(Shopify連携またはWeb計測タグが必要) |
コンバージョンデータセットと獲得コホートデータセットは、Shopify連携済みまたはWeb計測を有効にしたLINE公式アカウントがある場合に選べます。配信・友だちデータセットは、すべてのアカウントをまとめて集計するか、特定のLINE公式アカウント1つに絞って集計するかを選べます。データセットと対象アカウントは、作成後も編集画面から変更できます(変更すると指標と分析軸がリセットされるため、確認のうえ切り替えてください)。
基本情報を入力する
レポートの名前と概要を入力します。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| レポート名 | 一覧で見分けやすい名前を入力します(必須) |
| 概要 | レポートの目的やメモを入力します(任意) |
集計の条件を選ぶ
何を・どの基準で・どの期間集計するかを選びます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 指標 | 測りたい数値を選びます。複数選択できます(必須) |
| 分析軸 | データを分ける基準を選びます。複数選択できます(必須) |
| 絞り込み | 条件に一致するデータだけを集計します(コンバージョン・獲得コホートのデータセットで利用できます) |
| 表示する期間 | 集計対象の期間を選びます |
| グラフの種類 | データの見せ方を選びます |
各指標にはiアイコンがあり、押すと 「指標の定義」 が出ます。数値の意味に迷ったときの確認に役立ちます。なお、絞り込みは配信・友だち・リッチメニューのデータセットでは使えません。
プレビューで確認して保存する
設定を変えるたびに、右側のプレビューとデータプレビューに結果が反映されます。保存前でも 「データプレビュー」 から 「CSVダウンロード」 で内容を書き出せるので、下書きの確認に使えます。行数が上限に達している場合は、保存後のCSVエクスポートで全件を取得してください。狙いどおりの内容になったら 「レポートを保存」 を押します。
配信データセットで分析する
配信データセットは、どの配信が効いたかを配信をまたいで比較でき、メッセージ内のリンク単位までクリックを追えるデータセットです。一斉配信・自動送信メッセージ・Lumoワークフロー・Klaviyo Flow・HubSpotワークフローを同じ物差しで横断的に見られます。単一アカウントを選ぶと、配信ごとのLINE帰属売上・帰属コンバージョンまで確認できます。
配信データセットで使える指標
| 指標 | 内容 |
|---|---|
| 配信数 | 配信されたメッセージ数(到達ベース)。LINE課金の消費メッセージ数とは集計方法が異なります |
| 到達人数 | メッセージが届いたユニークな友だちの数 |
| ユニーク開封数 / ユニーク開封率 | 開封したユニークな友だちの数と、到達人数に対する割合 |
| ユニーククリック数 / ユニーククリック率 | リンクをクリックしたユニークな友だちの数と、到達人数に対する割合 |
| 開封数 / クリック数 | 同じ友だちの複数回を含む延べの回数 |
| 配信起因ブロック数 | 配信をきっかけにブロックした友だちの数 |
| リンククリック数 / リンクユニーククリック数 | メッセージ内リンクのクリック総数と、クリックしたユニークな友だちの数 |
| LINE帰属注文数 / LINE帰属売上 | LINE経由と判定された注文数と売上金額。単一アカウントを選択したときのみ選べます |
| 帰属コンバージョン数 | LINE経由と判定されたコンバージョン数(Shopify注文とWeb計測イベントの合計)。単一アカウントを選択したときのみ選べます |
配信数は到達ベースで数えるため、LINEの課金対象メッセージ数とは集計方法が異なります。また、配信詳細画面は受信者ベースで集計します。基準が違うので、レポートの数値と少しずれて見えることがあります。
LINE帰属注文数・LINE帰属売上・帰属コンバージョン数は、対象のLINE公式アカウントを1つ選んだときのみ選べます(すべてのアカウントを選んでいるときは選べません)。これらの帰属指標は、クリックした日を基準に集計します。成果が発生した日を基準にするコンバージョンデータセットとは、同じ配信でも数値が異なる場合があります。
配信データセットで使える分析軸
| 分析軸 | 内容 |
|---|---|
| 日別 / 週別 / 月別 | 日・週・月単位で集計します |
| LINEアカウント | LINE公式アカウントごとに集計します |
| 配信種別 | 一斉配信・自動送信メッセージ・ワークフロー・Klaviyo Flow・HubSpotワークフローなど、配信の種類別に集計します |
| ワークフロー | Lumoワークフロー・Klaviyo Flow・自動送信メッセージ・HubSpotワークフローを横断して、個々のワークフローごとに集計する統合軸です |
| 一斉配信 | 個々の一斉配信ごとに集計します |
| Flow・キャンペーン | Klaviyo Flowやキャンペーンごとに集計します |
| Lumoワークフロー | 個々のLumoワークフローごとに集計します |
| リンク | メッセージ内リンクごとに集計します |
「ワークフロー」 の分析軸は、Lumoワークフロー・Klaviyo Flow・自動送信メッセージ・HubSpotワークフローを1つの物差しでまとめて比べたいときに使います。特定の種類だけを見たいときは、「Lumoワークフロー」「Flow・キャンペーン」 などの個別の分析軸を選びます。一斉配信・ワークフロー・Lumoワークフロー・Flow・キャンペーン・リンクのように、個々の対象で分ける分析軸を最初に選んでください。結果がランキング表の形で見やすく並びます。配信データセットでは絞り込みは使えません。
リンク単位でクリックを見る
分析軸に 「リンク」 を選ぶと、メッセージ内のリンクごとにクリック数を並べて比較できます。リンクはドメインとパスの単位でまとまるため、同じ遷移先がURLの細かな違い(パラメータなど)で分裂しません。個別のURLは、グラフや数値をクリックして開く明細で確認できます。
友だちデータセットで分析する
友だちデータセットは、友だちの増減を獲得経路やアカウント別に集計するデータセットです。純増の推移やブロックの傾向を、経路ごとに掘り下げられます。
友だちデータセットで使える指標
| 指標 | 内容 |
|---|---|
| 新規友だち数 | 期間内に新しく友だち追加された数 |
| ブロック数 | ブロックした友だちの数 |
| 純増数 | 新規友だち数からブロック数を引いた純増減 |
| ブロック率 | 期間内のブロック数を、期間末時点の友だち数(Lumoが把握する友だち数)で割った割合 |
| QRスキャン数 / QRスキャン人数 | トラッキングQRコードが読み取られた延べ回数と、読み取った人数 |
友だちデータセットで使える分析軸
| 分析軸 | 内容 |
|---|---|
| 日別 / 週別 / 月別 | 日・週・月単位で集計します |
| LINEアカウント | LINE公式アカウントごとに集計します |
| 友だち追加経路 | 友だちがどの経路から追加されたか別に集計します |
| トラッキングQRコード | 発行したトラッキングQRコードごとに集計します |
友だち追加経路は、LINE標準経路(QR・検索など)・メッセージ起点・トラッキングQRコード・Shopify連携・HubSpot連携・インポート/移行などに分かれます。友だちデータセットでは絞り込みは使えません。また、純増数の内訳(誰が増えて誰が減ったか)は明細で確認できません。
QRコードごとに集計する
友だちデータセットの分析軸に 「トラッキングQRコード」 を選ぶと、発行したQRコードごとに数値を並べて比較できます。どの設置場所・施策のQRコードがよく読み取られ、友だち追加につながっているかを把握できます。
QRコードの読み取りは、次の指標で測れます。
| 指標 | 内容 |
|---|---|
| QRスキャン数 | QRコードが読み取られた延べ回数 |
| QRスキャン人数 | QRコードを読み取った実人数 |
QRコードの発行方法は、QRコードの記事をあわせてご確認ください。
リッチメニューデータセットで分析する
リッチメニューデータセットは、リッチメニューのタップをメニュー別・アクション別に集計するデータセットです。リンクだけでなく、テキスト・メニュー切り替え・ポストバックのタップも数えられます。
リッチメニューデータセットで使える指標
| 指標 | 内容 |
|---|---|
| クリック数 | タップされた延べ回数 |
| ユニーククリック数 | タップしたユニークな友だちの数 |
| 適用ユーザー数 | そのリッチメニューが適用されている友だちの数 |
| クリック率 | ユニーククリック数を適用ユーザー数で割った割合 |
リッチメニューデータセットで使える分析軸
| 分析軸 | 内容 |
|---|---|
| 日別 / 週別 / 月別 | 日・週・月単位で集計します |
| LINEアカウント | LINE公式アカウントごとに集計します |
| リッチメニュー | リッチメニューごとに集計します |
| アクション | メニュー内のアクション(領域)ごとに集計します |
| アクションタイプ | アクションの種類別に集計します |
「アクションタイプ」 の内訳は、リンク・テキスト・メニュー切り替え・ポストバックの4つです。リンクのタップは計測リンクを通るので正確に数えられます。テキスト・メニュー切り替え・ポストバックのタップは、友だちの操作から推定して数えるため、目安の値としてご覧ください。
「アクション」 の軸に出る 「不明」 は、タップされた領域を特定できなかった分です。同じ文言を友だちが手入力した場合など、どのアクションによるタップか判別できないものがここにまとまります。
コンバージョンデータセットで分析する
コンバージョンデータセットは、売上や成果(コンバージョン)を集計し、そのうちLINE経由と判定できた分(LINE帰属)を可視化するデータセットです。単なる成果の集計ではなく、「LINEが売上・成果にどれだけ貢献したか」を追えることが特長です。
集計の対象になるコンバージョンは、次の2つです。Shopify連携とWeb計測はどちらか一方でも、両方を併用しても利用できます。
- Shopifyの注文: Shopify連携済みのLINE公式アカウントでは、Shopifyの注文が売上・注文数として集計されます
- Webコンバージョン: Web計測を有効にしたサイトで
lumo.conversion()を実行して記録した成果が集計されます。購入だけでなく、予約・会員登録のように金額のない成果も含められます
コンバージョンデータセットは、Shopify連携済みまたはWeb計測を有効にしたLINE公式アカウントがある場合に選べます。コンバージョンはLINE公式アカウントごとに集計されるため、作成時に対象のアカウントを1つ選びます。Webコンバージョン計測の導入手順は、Webコンバージョン計測の記事で説明しています。
コンバージョンデータセットで使える指標
| 指標 | 内容 |
|---|---|
| コンバージョン数 | 期間内に発生したコンバージョン(Shopifyの注文とサイトのWebコンバージョン)の総数 |
| LINEコンバージョン貢献率 | コンバージョンのうちLINEに帰属する割合(LINE帰属コンバージョン数 ÷ コンバージョン総数) |
| 帰属コンバージョン数 | LINEクリックに帰属するコンバージョン数(Shopify注文とWeb計測イベントの合計・ラストクリック) |
| 注文数 | 期間内のShopify注文数 |
| 売上 | 期間内の売上金額(ストアの通貨で表示) |
| 購入者数 | 期間内に購入した顧客の人数 |
| 平均注文単価 | 売上を注文数で割った1注文あたりの金額 |
| LINE帰属注文数 | LINE経由と判定された注文数 |
| LINE帰属売上 | LINE経由と判定された売上金額 |
| LINE売上貢献率 | 売上全体に占めるLINE帰属売上の割合 |
コンバージョン数・帰属コンバージョン数は、Shopifyの注文とWeb計測の成果を合わせた件数です。金額を伴う成果だけを見たいときは、売上・注文数・LINE帰属売上などShopify注文ベースの指標を使います。
コンバージョンデータセットで使える分析軸
| 分析軸 | 内容 |
|---|---|
| 日別 / 週別 / 月別 | 成果が発生した日をもとに日・週・月単位で集計します |
| コンバージョン名 | 成果の種別(購入・予約・会員登録など、lumo.conversion()のname)別に集計します |
| 新規/リピート | 購入した時点で初回購入かリピートかで分けます |
| 帰属ソース | LINE経由と判定された配信の種類(一斉配信・自動送信メッセージ・ワークフロー・Klaviyo Flow・HubSpotワークフローなど)別に集計します |
| 帰属キャンペーン | 成果のきっかけになった配信・キャンペーンの名称別に集計します |
| Shopifyタグ | Shopify側のタグ別に集計します |
「コンバージョン名」 を使うと、購入・予約・会員登録のように成果の種別ごとに件数を並べられます。「帰属キャンペーン」 を使うと、どの配信・キャンペーンがどれだけの成果につながったかを名称ごとに並べられます。配信ごとの売上貢献を見たいときは、この軸か 「LINE売上貢献」 テンプレートが便利です。LINE経由と判定されなかったコンバージョンは、帰属ソース・帰属キャンペーンの軸では「オーガニック(帰属なし)」などにまとめられます。
獲得コホートデータセットで分析する
獲得コホートデータセットは、友だちを獲得経路ごとにまとめ(コホート)、その後どれだけ売上や成果につながったか(LTV)を比較するデータセットです。「どの経路で獲得した友だちが、長い目で見て価値が高いか」を見極めるのに役立ちます。
獲得コホートデータセットは、Shopify連携済みまたはWeb計測を有効にしたLINE公式アカウントがある場合に、対象のアカウントを1つ選んで使います。
獲得コホートデータセットで使える指標
| 指標 | 内容 |
|---|---|
| コホート人数 | 獲得した友だちの人数。ブロック済みの友だちも含みます |
| 購入者数 | コホートのうち購入した友だちの人数 |
| 累計売上 | 獲得後に発生した売上の合計(獲得日以降の注文のみ算入します) |
| 平均LTV | コホート人数あたりの平均売上(累計売上 ÷ コホート人数) |
| 購入率 | コホートのうち購入した友だちの割合(購入者数 ÷ コホート人数) |
| コンバージョン数 | 獲得後のコンバージョン件数。金額の伴わない成果も含みます |
獲得コホートデータセットで使える分析軸
| 分析軸 | 内容 |
|---|---|
| 友だち追加経路 | 友だちがどの経路から追加されたか別に集計します |
| トラッキングQRコード | 発行したトラッキングQRコードごとに集計します |
| 獲得日別 / 獲得週別 / 獲得月別 | 友だちを獲得した日・週・月単位でまとめます |
LTVの集計期間を絞り込む
「LTV集計期間」 の絞り込みでは、獲得日から何日後までの売上をLTVに含めるかを指定できます。全期間・30日・60日・90日から選べます。獲得後30日・60日といった同じ物差しで経路を比べたいときに使います。
獲得コホートデータセットには、次の制約があります。
- 対象は単一アカウントです: 作成時に対象のLINE公式アカウントを1つ選びます。すべてのアカウントをまとめた集計はできません
- 明細のドリルダウンには対応していません: コホートの数字から、個別の友だち一覧に掘り下げることはできません
LINE帰属売上・帰属コンバージョンの判定方法
LINE帰属売上・LINE売上貢献率や帰属コンバージョン数は、Lumo独自の集計です。成果の前5日以内にLINEのリンクがクリックされていた場合に、その成果をLINE経由と判定します。判定は計測できる範囲での推定値であり、実際の購入動機のすべてを表すものではありません。
判定のしくみは次のとおりです。
- クリックを起点に判定します: 成果が発生した日から5日前までさかのぼり、LINEのリンククリックがあった成果をLINE経由とみなします
- 最後のクリックに帰属します: 期間内に複数のクリックがある場合は、成果にもっとも近い最後のクリックに割り当てます(ラストクリック)
- 結び付いた成果だけが対象です: Shopify連携ではLINEの友だちとShopifyの顧客が結び付いている注文が、Web計測では同じブラウザまたはメールアドレスで結び付いた成果が判定の対象です。結び付いていない成果は帰属に含まれないため、貢献率は控えめに出ることがあります
この判定はLumo独自の定義で行うため、KlaviyoやGA4などのアトリビューションとは考え方が異なり、数値は一致しません。GA4やShopify管理画面と数字が合わない理由は、レポートの数字がGA4やShopify管理画面と一致しない理由の記事で詳しく説明しています。対外的に数値を使う場合は、どのレポートのどの定義による数字かをあわせて示してください。
期間を比較する
レポートは、選んだ期間の数値を 「前の期間」 または 「前年同期」 と比べられます。前月比や前年比の変化を、そのままレポート上で確認できます。
「比較」 の設定で比較対象を選ぶと、グラフに比較対象が破線などで重なります。統計カードやテーブルには増減率が出ます。
| 比較 | 内容 |
|---|---|
| なし | 比較しません |
| 前の期間 | 選択期間の直前にある、同じ長さの期間と比べます |
| 前年同期 | 1年前の同じ時期と比べます |
比較は、最初の分析軸が日付(日別・週別・月別)で、グラフが棒グラフ・横棒グラフ・折れ線グラフ・面グラフ・複合グラフ・テーブル・統計カードのときに使えます。円グラフ・ドーナツグラフでは使えません。開封率・クリック率のような割合の指標は、増減をポイント差で表します。
グラフの種類
グラフの種類は、データの見せ方を決めます。選択肢は比較・トレンド・内訳などの目的別にまとまっています。それぞれに説明とサンプルイメージが付くので、目的に合う形式を迷わず選べます。選んだデータセットや分析軸に合う種類には、 「おすすめ」 バッジが付きます。
| グループ | 種類 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 比較 | 棒グラフ | カテゴリ別の大小を比べる |
| 比較 | 横棒グラフ | 友だち追加経路やキャンペーン別など、項目名が長いカテゴリを比べる |
| トレンド | 折れ線グラフ | 時系列での推移を見る |
| トレンド | 面グラフ | 推移を量の大きさとともに見る |
| トレンド | 複合グラフ | 配信数と開封率のように、件数と率を棒と線で重ねて見る |
| 内訳 | ドーナツグラフ | 全体に占める構成比を見る(中央に合計を表示) |
| 内訳 | 円グラフ | 構成比をシンプルな円で見る |
| その他 | ファネル | 到達→開封→クリック→コンバージョンのように、段階ごとの通過率を見る |
| その他 | 統計カード | 主要な数値を1つの数字として目立たせる |
| その他 | テーブル | 数値を表形式で一覧する |
配信・友だち・コンバージョン・獲得コホートのデータセットでは、選んだ分析軸に合わせて見やすいグラフが自動で選ばれます。手動で切り替えることもできます。ファネルは、配信データセットで到達・開封・クリック・コンバージョンなど段階ごとの指標を選んだときに使えます。複合グラフでは、件数の指標が棒、割合や金額の指標が線として自動で割り当てられます。
グラフの配色は、ミックス・ブルー・レッド・アンバー・ネイビーの5つのテーマから選べます。ダッシュボードに複数のレポートを並べるときの見分けにも役立ちます。
表示する期間
表示する期間は、レポートが集計する対象範囲です。直近の動きから1年単位の傾向まで、用途に合わせて選べます。
| 期間 | 集計範囲 |
|---|---|
| 過去7日間 | 直近7日間 |
| 過去30日間 | 直近30日間 |
| 過去90日間 | 直近90日間 |
| 過去1年間 | 直近1年間 |
| 期間を指定 | 開始日と終了日を指定した任意の期間 |
「期間を指定」 を選ぶと、開始日と終了日を入力して任意の期間で集計できます。
保存したレポートを見返す
保存したレポートを開くと、集計結果をグラフとテーブルで確認できます。画面上部のボタンから、次の操作ができます。
| 操作 | 内容 |
|---|---|
| 再実行 | 最新のデータで集計をやり直します |
| CSVエクスポート | 集計結果をCSVファイルとして書き出します |
| 複製 | 同じ設定のレポートを複製し、別の切り口の土台にします |
| 編集 | 指標・分析軸・期間などの設定を変更します |
データが多い場合は、表示できる行数に上限があります。上限に達したときは、一部のデータだけを表示していることをお知らせします。すべての行を確認したいときはCSVエクスポートを利用してください。
明細で内訳を確認する
レポートのグラフや数値をクリックすると、その集計のもとになった個別のレコード(友だちや注文など)を 「レポートの明細」 として一覧で確認できます。集計された数字が「誰の・どの行動によるものか」まで掘り下げられます。
明細はダッシュボードに追加したレポートウィジェットからも開けます。明細はCSVファイルとして書き出せるので、対象の顧客リストや注文リストとしても活用できます。なお、友だちデータセットの純増数、リッチメニューデータセットの適用ユーザー数、獲得コホートデータセットなど、一部の集計は明細に対応していません。
レポートをダッシュボードに追加する
保存したレポートは、ダッシュボードのウィジェットとして追加できます。よく見る集計を、毎回開き直さずにダッシュボード上で確認できます。
ダッシュボードのウィジェット追加から 「レポート」 を選び、対象のレポートを指定します。
ダッシュボードの上部で選んだ期間とLINE公式アカウントは、レポートウィジェットにも効きます。ダッシュボード側の指定が優先されるので、アカウントを切り替えれば、並べたレポートの数字がまとめて切り替わります。
ただし、レポートによっては切り替えられない組み合わせがあります。コンバージョン・獲得コホートのデータセットで 「すべてのアカウント」 を選んだときや、配信データセットで帰属指標を使っているときです。この場合はエラーにはならず、レポートに保存したアカウント指定のまま表示します。
従来形式のレポートについて
以前の 「標準」 データセットは、新規作成の選択肢から外れました。作成済みのレポートはこれまでどおり使えます。既存のレポートを見られなくなることはありません。
- 標準データセットで作成した既存のレポートは、引き続き表示・編集できます
- これらのレポートを開くと 「従来形式のレポートです」 という案内が出て、「新形式で複製」 から配信・コンバージョンなどの新しいデータセットで作り直せます
- 複製するとき、友だち関連の指標など新形式に引き継げない項目は自動で外れ、確認メッセージが出ます
- 従来形式でのみ使えた一部の分析軸(計測リンクなど)は、作成済みのレポートで引き続き利用できます
レポートを編集・削除する
作成したレポートは、レポート一覧から編集や削除ができます。
| 操作 | 内容 |
|---|---|
| 編集 | レポートを開いて指標・分析軸・期間などの設定を変更します |
| 削除 | 不要になったレポートを削除します |
レポートを削除すると元に戻せません。削除前に確認ダイアログが出るので、内容を確かめてから 「削除する」 を押してください。
うまくいかないときは
レポートが思いどおりに表示されないときは、設定や対象期間を見直すと解決することが多いです。
| 状況 | 確認すること |
|---|---|
| データが表示されない | 指標と分析軸が選択されているか、対象期間にデータがあるかを確認します |
| 配信数が配信詳細画面と合わない | 配信データセットは到達ベース、配信詳細画面は受信者ベースで集計するため、数値が少し異なることがあります |
| 期間の比較が選べない | 最初の分析軸を日付(日別・週別・月別)にし、グラフを棒・横棒・折れ線・面・複合・テーブル・統計カードのいずれかにします。円グラフ・ドーナツグラフでは比較できません |
| 純増数の内訳が見られない | 友だちの純増数は明細に対応していません。新規友だち数とブロック数を分けて確認します |
| コンバージョン・獲得コホートのデータセットが選べない | Shopify連携が有効なLINE公式アカウント、またはWeb計測を有効にしたLINE公式アカウントがあるかを確認します |
| LINE帰属の数値が小さい | Shopify連携ではLINEの友だちとShopifyの顧客のID連携が、Web計測では同じブラウザまたはメールアドレスでの結び付きが進んでいるかを確認します。結び付いた成果のみが帰属の対象です |
| GA4やShopify管理画面と数字が合わない | ツールごとに測る対象・帰属・集計期間が異なるため、数字はもともと一致しません。レポートの数字がGA4やShopify管理画面と一致しない理由の記事で確認します |
| 期待した数値にならない | 指標と分析軸の組み合わせや表示する期間を見直します |
数字の見方に迷ったときは、マーケティングエージェントに「このレポートの結果をどう読めばいい?」と相談すると、要点や次の打ち手を整理して提案します。