レポートに関するよくある質問と対処法をまとめています。数値の見方やトラブルの切り分けに迷ったときの手引きとしてご利用ください。
レポートとはどんな機能ですか
レポートは、データセット・分析軸・指標を組み合わせて、配信や友だち、コンバージョンのデータをグラフや表で可視化する機能です。
サイドメニューの 「分析」 > 「レポート」 から利用します。「レポートを作成」 から、データセット・表示する期間・分析軸・指標・グラフの種類を選んで、自社の知りたい切り口でデータをまとめられます。
何をどう見ればよいか迷うときは、マーケティングエージェントに「直近の配信効果を分析して」「友だちの増減の傾向を教えて」のように相談すると、エージェントが現状を読み解いて要点を示します。レポートは、その分析を自分の目で深掘りしたいときの補助として使うのがおすすめです。
レポートの主な構成要素
| 構成要素 | 説明 |
|---|---|
| データセット | 友だち・配信・リッチメニュー・コンバージョン・獲得コホート・獲得ファネルから選びます |
| 表示する期間 | 過去7日間・過去30日間・過去90日間・過去1年間、または期間を指定から選びます |
| 分析軸 | 日別・週別・月別・友だち追加経路など、データを分ける基準です |
| 指標 | 開封率・クリック率・配信数・新規友だち数など、測りたい数値です |
| グラフの種類 | 棒グラフ・横棒グラフ・折れ線グラフ・面グラフ・複合グラフ・ドーナツグラフ・円グラフ・ファネル・統計カード・テーブルから選びます |
データセットは何を選べばよいですか
データセットは、分析するデータの種類です。友だち・配信・リッチメニュー・コンバージョン・獲得コホート・獲得ファネルの6つがあり、見たいものに合わせて選びます。
| データセット | 向いている分析 |
|---|---|
| 友だち | 友だちの増減や、獲得経路ごとの傾向を見たいとき |
| 配信 | 配信の到達・開封・クリックを、配信をまたいで比べたいとき |
| リッチメニュー | リッチメニューのクリック効果を、メニュー別・アクション別に見たいとき |
| コンバージョン | 売上・注文数・コンバージョン数や、LINE経由の成果(LINE帰属)を見たいとき |
| 獲得コホート | 友だちの獲得経路ごとに、その後の累計売上(LTV)や購入率を比べたいとき |
| 獲得ファネル | Webサイトの友だち追加CTAの表示→クリック→友だち追加→ID連携→注文の流れを、獲得経路・接点・ページの同じ軸で見たいとき |
コンバージョン・獲得コホート・獲得ファネルのデータセットは、対象のLINE公式アカウントを1つ選んで使います。データセットと対象アカウントは、作成後も編集画面から変更できます(変更すると指標と分析軸がリセットされます)。
Shopifyを使っていなくてもコンバージョンを計測できますか
Shopify連携がなくても、Web計測(Webコンバージョン計測)を使えば、自社サイトの成果を計測してコンバージョンデータセットで分析できます。
購入完了ページなどに計測用のスクリプトを設置し、lumo.conversion()で成果を記録すると、LINE配信がその成果にどれだけ貢献したかを追えます。購入だけでなく、予約・会員登録のように金額のない成果も記録できます。導入手順は、Webコンバージョン計測の記事で説明しています。
以前あった「標準」レポートはどうなりますか
以前の「標準」データセットは、新規作成の選択肢から外れました。作成済みのレポートはこれまでどおり表示・編集でき、なくなることはありません。
標準データセットで作った既存のレポートを開くと 「従来形式のレポートです」 という案内が出ます。「新形式で複製」 を押すと、配信・コンバージョンなどの新しいデータセットで作り直せます。複製すると、友だち関連の指標など新形式に引き継げない項目は自動で外れます。そのときは確認メッセージが出ます。従来形式でのみ使えた一部の分析軸(計測リンクなど)は、作成済みのレポートで引き続き利用できます。
配信数がメッセージ配信の詳細画面と合いません
配信データセットの配信数と、配信の詳細画面の数値は集計の基準が異なるため、数値が少しずれることがあります。
配信データセットの配信数は「到達ベース」で数えます。これは、メッセージがLINE側で届いたとみなされたイベントを集計する方法です。配信詳細画面の「受信者ベース」(送信対象の一覧をもとにした数え方)とは基準が異なるため、両者の数値は完全には一致しません。
また、配信数はLINEの課金対象メッセージ数(消費数)とも数え方が異なります。請求に関わる通数は、料金・プランの画面で確認してください。
開封率やクリック率が表示されません
開封率やクリック率は、URLのクリックを計測できる配信でのみ集計されます。
メッセージ内のリンクは、計測用のURLに変換されることでクリックや開封の動きを記録できます。配信作成時に 「トラッキング用にURLを変換しない」 を有効にすると、この変換は行われません。その配信のクリック率などは計測の対象外になります。
開封率やクリック率を確認したい配信では、URLの変換を無効化しないままにしておいてください。過去に計測なしで送った配信は、後から数値を取ることはできません。迷ったときは、配信の準備をマーケティングエージェントに任せると、計測に必要な設定を含めて整えてくれます。
レポートの数値と配信結果の数値が異なります
レポートと配信結果では集計のタイミングが異なるため、一時的に数値がずれて見えることがあります。
クリックや開封のデータは、お客様の操作のあとに順次反映されます。配信した直後はまだ反映が進んでおらず、配信結果画面とレポートで数値が一致しないことがあります。時間が経つにつれて数値はそろっていきます。最終的な集計結果を確認したい場合は、配信から十分に時間をおいてから見直してください。
期間の比較が選べません
期間の比較は、最初の分析軸が日付で、グラフが対応する種類のときにだけ使えます。
「前の期間」「前年同期」との比較は、最初の分析軸が日付(日別・週別・月別)で、グラフが棒グラフ・横棒グラフ・折れ線グラフ・面グラフ・複合グラフ・テーブル・統計カードのときに利用できます。円グラフ・ドーナツグラフでは使えません。比較が選べないときは、分析軸の先頭を日付にし、グラフの種類をこれらのいずれかに変更してください。開封率・クリック率のような割合の指標は、増減をポイント差で表します。
友だちの純増数の内訳を見られますか
友だちの純増数は、明細(個別の友だち一覧)での内訳確認には対応していません。
純増数は「新規友だち数からブロック数を引いた数」です。誰が増えて誰が減ったかを一件ずつたどることはできません。ただ、新規友だち数とブロック数を分けて集計すると、増減の理由は見えてきます。友だち追加経路の分析軸と組み合わせると、どの経路で増減が起きているかを確認できます。
売上のLINE帰属はどのように判定されますか
注文の前5日以内にLINEのリンクがクリックされていた注文を、LINE経由(LINE帰属)と判定します。
判定にはいくつかの前提があります。
- 期間内に複数のクリックがある場合は、成果にもっとも近い最後のクリックに割り当てます(ラストクリック)
- 判定できるのは、Shopify連携ではLINEの友だちとShopifyの顧客がID連携済みの注文、Web計測では同じブラウザまたはメールアドレスで結び付いた成果に限られます。結び付きが進んでいないと、LINE売上貢献率は控えめに出ます
- この判定は計測できる範囲での推定値です。KlaviyoやGA4のアトリビューションとは定義が異なるため、数値は一致しません
対外的に数値を使う場合は、どのレポートのどの定義による数字かをあわせて示すことをおすすめします。
配信の帰属指標とコンバージョンの帰属売上で数字が違います
配信データセットとコンバージョンデータセットでは、LINE帰属を数える日の基準が異なるため、同じ配信でも数値がずれることがあります。
配信データセットの帰属指標(LINE帰属注文数・LINE帰属売上・帰属コンバージョン数)は「クリックした日」を基準に集計します。一方、コンバージョンデータセットは「成果が発生した日」を基準に集計します。たとえば月末にクリックして翌月に注文が入った場合、配信データセットではクリック月に、コンバージョンデータセットでは成果の発生月に計上されます。どちらも正しい集計なので、見たい観点に合わせて使い分けてください。なお、配信データセットの帰属指標は、対象のLINE公式アカウントを1つ選んだときのみ選べます。
GA4やShopify管理画面と数字が合いません
Lumoのレポートと、GA4やShopify管理画面、広告の管理画面の数字は、測る対象・帰属の考え方・集計期間が異なるため、一致しないのが正常です。
Lumoは「LINE配信が売上・成果にどれだけ貢献したか」を、LINE経由・ラストクリック・5日ウィンドウというLumo独自の定義で数えます。GA4はサイト全体を全チャネルで、Shopify管理画面は経路を問わない全注文を集計します。なぜ数字がずれるのかは、レポートの数字がGA4やShopify管理画面と一致しない理由の記事で詳しく説明しています。
どんな指標や分析軸を選べますか
選べる指標と分析軸は、選んだデータセットによって変わります。
| データセット | 選べる項目の例 |
|---|---|
| 配信の指標 | 配信数、到達人数、ユニーク開封数・率、ユニーククリック数・率、開封数・クリック数、配信起因ブロック数、リンククリック数・リンクユニーククリック数、LINE帰属注文数・LINE帰属売上・帰属コンバージョン数(単一アカウント選択時) |
| 配信の分析軸 | 日別・週別・月別、配信種別、ワークフロー、一斉配信、Flow・キャンペーン、Lumoワークフロー、リンク |
| 友だちの指標 | 新規友だち数、ブロック数、純増数、ブロック率、QRスキャン数・QRスキャン人数 |
| 友だちの分析軸 | 日別・週別・月別、LINEアカウント、友だち追加経路、トラッキングQRコード |
| コンバージョンの指標 | コンバージョン数、LINEコンバージョン貢献率、注文数、売上、購入者数、平均注文単価、LINE帰属注文数、LINE帰属売上、LINE売上貢献率 |
| コンバージョンの分析軸 | 日別・週別・月別、コンバージョン名、新規/リピート、帰属ソース、帰属キャンペーン、Shopifyタグ |
| 獲得コホートの指標 | コホート人数、購入者数、累計売上、平均LTV、購入率、コンバージョン数 |
| 獲得コホートの分析軸 | 友だち追加経路、トラッキングQRコード、獲得日別・週別・月別 |
| 獲得ファネルの指標 | CTA表示数、CTAクリック数、CTAを閉じた数、友だち追加数(初回経路)、ID連携数、注文数、売上 |
| 獲得ファネルの分析軸 | 獲得経路、接点(QRコード・CTA設置)、獲得ページ、日別・週別・月別 |
各指標にはiアイコンがあり、押すと定義が出ます。数値の意味に迷ったときの確認に役立ちます。配信の 「ワークフロー」 は、Lumoワークフロー・Klaviyo Flow・自動送信メッセージ・HubSpotワークフローを横断する統合軸です。「Lumoワークフロー」 は、Lumoのワークフローだけを個別に見る分析軸です。
友だち追加経路やQRコードごとに数値を見られますか
友だちデータセットの分析軸に 「友だち追加経路」 や 「トラッキングQRコード」 を選ぶと、経路やQRコードごとに数値を比較できます。
友だち追加経路では、トラッキングQRコード・Webサイトの友だち追加CTA・Klaviyoフォーム・Shopifyお客様アカウント・LINE標準経路(QR・検索など)・メッセージ起点・インポート/移行などの内訳を確認できます。トラッキングQRコードでは、発行したQRコードごとにQRスキャン数を並べて、どの施策が友だち追加につながっているかを把握できます。
どの配信が売上につながったかを見られますか
コンバージョンデータセットの分析軸に 「帰属キャンペーン」 を選ぶと、どの配信・キャンペーンがどれだけの売上・成果につながったかを名称ごとに並べて確認できます。
配信ごとの売上貢献を見たいときは、この軸か 「LINE売上貢献」 テンプレートが便利です。単一アカウントを選んでいる場合は、配信データセットで 「LINE帰属注文数」「LINE帰属売上」「帰属コンバージョン数」 を指標に選ぶ方法もあります。あわせて、配信データセットで開封率やクリック率のランキングを見ると、「反応が良く、かつ売上につながった配信」を見つけやすくなります。売上・成果のうちLINE経由と判定できる分は、Shopify連携ではID連携済みの注文、Web計測では同じブラウザまたはメールアドレスで結び付いた成果に限られます。
以前あった「購入数」「購入金額」が選べません
「購入数」「購入金額」は、新しいレポートでは選べなくなりました。期間中の売上ではなく、顧客の累計購入実績を合計した参考値だったためです。
期間内の売上や注文を正確に見るには、コンバージョンデータセットの 「売上」 や 「注文数」 を使ってください。過去に作成したレポートにこれらの指標が入っている場合は、引き続き表示されます。集計の意味が異なることを伝える注記も添えられます。
レポートをダッシュボードに表示できますか
保存したレポートは、ダッシュボードのウィジェットとして追加できます。
ダッシュボードのウィジェット追加から 「レポート」 を選び、対象のレポートを指定します。よく見る集計をダッシュボード上に常に表示しておけるため、毎回レポート画面を開き直す必要がなくなります。
作成したレポートを編集・削除したい
作成済みのレポートは一覧から開いて編集でき、不要になったものは削除できます。
| やりたいこと | 操作 |
|---|---|
| 内容を変更する | レポートを開き、設定を変更して 「レポートを保存」 をクリックします |
| 別の切り口を試す | レポートを開いて 「複製」 し、複製したレポートの設定を変更します |
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