ワークスペース設定画面では、ワークスペース名やアイコン、タイムゾーンなどの基本情報に加え、AIエージェント、トラッキング、APIキーをまとめて管理できます。設定の多くはエージェントに任せられる運用を前提に、必要なときだけ手動で調整します。
ワークスペースとは
ワークスペースは、Lumoでマーケティングを行うための作業空間です。接続したLINE公式アカウント、友だち、メッセージ配信、メンバーなどは、すべてワークスペース単位で管理します。AIエージェントも、このワークスペースの情報をもとに動きます。
複数の事業やブランドを分けて運用したい場合は、ワークスペースを分けて管理します。ワークスペースの識別子は Lumo ID です。
ワークスペース設定画面を開く
ワークスペースの基本情報や各種設定は、設定画面からまとめて変更します。
- ナビゲーションメニューから 「設定」 を開きます
- 「ワークスペース設定」 を選びます
設定を変更したときは、画面下部に出てくる 「保存」 を押して内容を確定します。保存せずに別の画面へ移動しようとすると、変更が保存されていないことをお知らせします。
基本情報
基本情報では、ワークスペースの表示名・アイコン・Lumo ID・タイムゾーンを確認・変更できます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| ワークスペース名 | ワークスペースの表示名です。事業やブランドがわかる名前を設定します |
| ワークスペースアイコン | ワークスペースを識別するためのアイコン画像です。設定・変更・削除ができます |
| Lumo ID | ワークスペースの一意の識別子です。「IDをコピー」 からクリップボードにコピーできます |
| タイムゾーン | 配信スケジュールやレポートの日時表示の基準となるタイムゾーンです |
タイムゾーンは、東京・台北・バンコク・ジャカルタ・シンガポール・シドニー・ロンドン・ニューヨーク・ロサンゼルスの9都市から選べます。配信予約やレポートの集計日時はここで選んだタイムゾーンを基準に表示されます。
AI機能の利用
「LumoのAI機能を利用する」 は、ワークスペース全体でLumoのAI機能を使うかどうかを切り替えるマスタースイッチです。AIを使わない運用ポリシーの企業でも、この設定ひとつでまとめて停止できます。
オフにすると、Lumo上のすべてのAI機能(AIエージェント/チャットの返信生成/カスタマーエージェント/ナレッジベースのAI処理など)を停止し、外部のAIサービスへデータを送信しません。社内規定で外部AIサービスへのデータ送信を制限している場合は、この設定をオフにして運用します。
AIエージェント設定
AIエージェント設定では、ワークスペース全体で使うAIエージェントの有効・無効を切り替えます。エージェントがマーケティングを進めるうえで参照するビジネス情報や、使えるツールもここで設定します。ここで設定した内容は、ワークスペース全体のメンバーに共通で適用されます。
有効化とビジネス情報
AIエージェントを有効にすると、マーケティングエージェントが計画・配信準備・分析を支援できるようになります。
ビジネス情報 には、会社のURLや、誰に何を提供している事業かを入力します。ここに事業の前提を伝えておくと、エージェントが目標や配信案をより的確に提案できます。
使用可能なツールとモデル
AIエージェントが使えるツールを、ワークスペース全体でまとめて設定できます。並ぶのは 「Lumoナレッジベース」、「Web検索」、「データベースアクセス」、「画像生成」 の4つと、外部サービスのツールです。外部サービスのツールは 「HubSpot MCP」 と 「Shopify MCP」 で、それぞれHubSpot・Shopifyを連携しているあいだだけ表示されます。
ワークスペース全体で使うLLMモデルも選べます。コストと応答品質のバランスを考えて選択してください。
メンバー一人ひとりの口調や役割の設定は、「個人設定」 のAIエージェント設定から行います。ワークスペース設定はワークスペース共通の前提、個人設定は担当者ごとの好みを管理する、と覚えておくと迷いません。
チャット画面に表示する顧客情報
HubSpot連携中は、チャット画面に表示するコンタクトプロパティ(顧客情報の項目)を、この画面ではなく、各LINE公式アカウントのHubSpot連携設定にある 「Lumo受信トレイ」 で選びます。同じ場所の 「表示するLumo標準項目」 で、Eメール・電話番号・担当者・LINE表示名のうちチャット画面に出す項目も選べます。HubSpotを連携していないワークスペースには、この設定はありません。
トラッキング
トラッキングを設定すると、LINEの友だちが自社サイトでどのページを見たかを計測できます。その行動は、セグメントや配信の判断に活かせます。
トラッキングコードを設置する
トラッキングコードをコピーして、計測したいサイトの各ページに貼り付けます。画面に表示されるコードをコピーし、各ページの </body> タグの直前に設置してください。
トラッキング対象サイトとカスタムドメイン
特定のサイトだけでトラッキングしたい場合は、トラッキング対象のサイトURLを指定できます。複数のサイトを対象にする場合は、URLをカンマ区切りで入力します。
トラッキングに独自ドメインを使いたい場合は、カスタムドメインを設定できます。設定したあとに新しく作られるトラッキングURLから適用されます。
Shopifyストアと連携している場合は、トラッキングコードを手動で設置せず、Shopify側の連携機能を利用してください。設定手順はShopify連携の記事を参照してください。
UTMパラメータの自動付与
「UTMパラメータを自動付与」 をオンにすると、LINEから配信するメッセージ内リンクや計測リンクに、UTMパラメータが自動で付きます。GA4などのアクセス解析ツールで、LINE経由の流入を測れます。
- utm_sourceとutm_mediumは、メッセージ内リンクと計測リンク(リッチメニュー)で別々に設定できます。空欄のときは既定値(utm_source=line、utm_medium=message/richmenu)を使います
- utm_campaignは、配信名・ワークフロー名・Klaviyo Flow名(計測リンクは計測リンク名)から自動で設定されます。HubSpotワークフローから送る配信には自動で設定されません
- 設定の変更が反映されるまで、最大10分ほどかかる場合があります
詳しい仕組みはUTMパラメータの自動付与で説明しています。
APIキー
APIキーは、外部サービスやプログラムからLumoのデータにアクセスするための鍵です。発行・コピー・再生成を設定画面から管理できます。
| 操作 | 説明 |
|---|---|
| APIキーを発行 | 新しいAPIキーを発行します。発行したキーは一度だけ表示されるため、その場で安全な場所に保存してください |
| 再生成 | 現在のキーを無効にして、新しいキーを発行します。再生成すると以前のキーはすぐに使えなくなります |
| コピー | APIキーをクリップボードにコピーします |
APIキーは第三者に知られると不正に利用される可能性があります。安全な場所に保管し、共有しないでください。漏れた可能性がある場合は、すぐに再生成してください。
プライバシー
個人データの取り扱いに関する設定です。現在は、友だち詳細の 「個人データを完全削除」 を使えるようにするかどうかを管理者が選べます。初期状態では無効です。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 個人データの完全削除を有効にする | 有効にすると、友だち詳細の「…」メニューに 「個人データを完全削除」 が表示され、管理者だけが実行できます。無効のあいだは表示されません |
「個人データを完全削除」 は、GDPRなどで本人から消去を求められたときに、Lumo内の個人データを物理削除し、同じ人が友だち追加やインポートで再び登録されないようにする、元に戻せない操作です。通常の運用では 「友だちを削除」 で十分なため、必要になるまで無効のままにしておくことをおすすめします。削除される内容の詳細は、セキュリティに関する記事の「データの削除」を参照してください。
ワークスペースの削除
ワークスペースを削除すると、すぐにアクセスと外部連携が止まり、30営業日の保全期間を経てすべてのデータが完全に消えます。保全期間のうちは、サポート窓口へのご連絡で元に戻せます。
削除した直後に起きること
削除を実行すると、次のことがその場で起こります。
- すべてのメンバーのアクセスが止まります
- 外部サービスとの連携も止まります
- 課金はお申し出の時点で止まります(締め日により最終のご請求が発生する場合があります)
30営業日の保全期間
削除してから30営業日は保全期間です。この間にサポート窓口へご連絡いただければ、ワークスペースを元に戻せます。営業日は、土日と日本の祝日を除いて数えます。
元に戻すと、削除によって止まった連携は自動でつながり直します。削除の前にご自身で無効にしていた連携は、止まったままです。課金も止まっているため、復旧後にお支払い情報の登録をあらためてお願いする場合があります。
保全期間が過ぎたあと
保全期間が過ぎると、ワークスペースとすべての関連データを完全に削除します。ここからは元に戻せません。削除が終わると、削除証明書をお渡しします。
完全に削除されるのは、次のデータです。
- すべてのLINE設定とメッセージ履歴
- すべての顧客データとセグメント
- すべてのメンバーとチャット履歴
削除の実行に必要なもの
ワークスペースを削除できるのは、ワークスペースの管理者だけです。誤操作を防ぐため、確認画面で Lumo ID の入力を求めます。表示されたLumo IDを正しく入力すると、削除を受け付けます。
うまくいかないときは
ワークスペース設定でよくつまずく点と、その対処方法をまとめます。
| 症状 | 対処方法 |
|---|---|
| 設定が変更・保存できない | ワークスペース設定を保存できるのは管理者だけです。「管理画面メニューへのアクセス」 を許可された一般メンバーは内容の確認はできますが、保存はできません。許可されていない一般メンバーは、この画面自体を開けません |
| アイコンがアップロードできない | 画像のファイルサイズが30MB以下かを確認してください。サイズが大きい場合はアップロードできません |
| APIキーがわからなくなった | APIキーは発行時に一度だけ表示されます。控えていない場合は再生成してください。再生成すると以前のキーは使えなくなります |
| トラッキングが計測されない | コードが各ページに正しく設置されているか、トラッキング対象サイトの指定がトラッキングしたいURLと一致しているかを確認してください |